せかい‐ぼうえきセンター【世界貿易センター】
読み方:せかいぼうえきせんたー
世界貿易センター(せかいぼうえきせんたー)
ニューヨーク・マンハッタン島の南部に位置し、アメリカ経済の象徴とされる2つの超高層タワーと4つの低層ビルからなる。417メートル(110階)は世界第4位の高さ。
ニューヨークにある世界貿易センターは、世界100か国以上のネットワークを誇る世界貿易センター連合の本部にあたる。世界規模での貿易拡大や国際ビジネスなど目指し、1970年代に設立された国際貿易振興機関だ。
世界貿易センタービルは、日系人の建築家ミノル・ヤマサキ氏が設計したことでも知られる。日系企業も多数入居している金融のオフィスであるばかりか、最上階の展望台は観光名所ともなっている。
1993年には、イスラム原理主義の過激派によって、爆破テロ事件が起こされた。世界貿易センタービルは、アメリカの資本主義経済の象徴と見られているだけに、アメリカに反発するグループの標的にされた格好だ。
そして、2001年 9月11日の朝、アメリカ同時多発テロの標的のひとつとして、テロリストに乗っ取られた飛行機が激突し、高層タワー2棟が崩落した。この様子は、テレビ中継を通じて世界中に伝えられた。
(2001.09.13更新)
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