新エネルギー総合開発機構
【英】: new energy development organization
略語: NEDO
第二次石油危機後、脱石油戦略の一環として、通商産業省は石炭合理化事業団を吸収する形で、1980 年(昭和 55 年)10 月に「新エネルギー総合開発機構」を設立した。新エネルギー総合開発機構は、石油代替エネルギーに関する技術のうち、その企業化の促進を図ることが特に必要なものの開発、地熱資源と海外石炭資源の開発に対する助成、その他石油代替エネルギーの促進のために必要な業務を総合的に行うこと、および石炭鉱業の合理化のため、その整備および石炭坑の近代化などに必要な設備資金の貸付などに関する業務を行うことを目的に設立されたが、さらに、1982 年(昭和 57 年)10 月 1 日からは、通商産業省から国営アルコール製造部門の移管を受け、アルコール専売法に基づきアルコールの製造業務およびこれに付帯する業務も行っており、石油代替エネルギー開発の中核として位置付けられている。 |

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