しつもん‐しゅいしょ【質問主意書】
質問主意書(しつもんしゅいしょ)
国会の会期中、国会議員は内閣に対し、国政に関することについて文書の形で質問することができる。その質問書は、その国会議員が所属する議院の議長を通じて内閣に送られる。質問主意書を受け取った内閣は、原則として7日以内に文書で回答する。このときの回答は、閣議を通さなければならないことになっている。
委員会における口頭質問の時間は、会派(政党)の人数に比例して割り振られているので、無所属議員や規模の小さな政党が使える時間はわずかに限られてしまいる。そこで、例えば薬害エイズ事件での厚生省の情報公開など、質問主意書を使って政府の問題を追及することもある。
質問内容によっては回答期間を延期することもできるが、内閣は必ず回答を出さなければならない。閣議を経るということもあって、質問主意書に対する回答は、政府の公式見解として残ることになる。
(2000.04.14更新)
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