さの つねひこ

世界宗教用語大事典

さのつねひこ 【佐野経彦】

幕末−明治期の神道家。豊前の生まれ。西田直養に学び勤王の志士。神理教初代管長。古礼を重視し華道・茶道・俳諧・角力などを奨励した。（一八三四～一九〇六）

美術人名辞典

佐野経彦

読み方：さの つねひこ

筑前の人。神理教の創始者。本姓巫部・明星・徳力。通称左吉・右橘・卯吉。号桃舎。医を業とし、俳諧を妹尾木父に、国学を西田直養に学び著書数百部余を数える。明治37年（1904）歿、71才。