こうやひじりとは? わかりやすく解説

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こうや‐ひじり〔カウヤ‐〕【高野聖】

読み方:こうやひじり

地方伝道のために、高野山から派遣され回国の僧。学侶方(がくりょがた)・行人方(ぎょうにんがた)に対して聖方(ひじりかた)のこと。のちには、高野山下級の僧。また、その服装をした乞食僧(こつじきそう)。

タガメの別名。《 夏》

[補説] 書名別項。→高野聖


こうやひじり〔カウヤひじり〕【高野聖】

読み方:こうやひじり

泉鏡花小説明治33年1900発表飛騨山中舞台に、高野旅僧魔性美女との出会いを、夢幻的に描く。


こうやひじり 【高野聖】

高野坊とも。高野山修行している僧の総称とすることもあるが、とくに高野三方の中の聖方をいう。高野山因縁話弘法大師信仰語りながら諸国勧進寄附集め)した。浄土信仰遁世者多かった。のちには呉服などの行商兼ねる者も出、また全国宿借特権があったのを乱用して夜道怪などと呼ばれきらわれた。だが、この人たちの伽藍復興納骨信仰及ぼした力は大きい。→ 高野三方


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