けいせつ

デジタル大辞泉

けい‐せつ【^×勁節】

読み方：けいせつ

１ 竹などの節(ふし)が強いこと。

２ 強くて屈しない節操。強い気質。

「夫れ—愛すべし、貞心憐れぶべし」〈菅家文草・五〉

けい‐せつ【^×磬折】

読み方：けいせつ

立ったまま腰を「へ」の字形に深く折り曲げてする礼。磬屈。けいせち。

「—という風に腰を屈(かが)めて…礼拝していた」〈二葉亭・浮雲〉

けい‐せつ【経説】

読み方：けいせつ

１ 経書(けいしょ)の中に説かれている説。

２ 経書の意義などを解説した書物。

けい‐せつ【蛍雪】

読み方：けいせつ

苦労して勉学に励むこと。苦学。蛍の光窓の雪。蛍窓(けいそう)。

[補説] 晋の車胤(しゃいん)が蛍を集めてその光で書物を読み、孫康が雪の明かりで書物を読んだという故事から。

隠語大辞典

蛍雪

読み方：けいせつ

1. 艱苦して学問をすることをいふ。晋の車胤が蛍をあつめてその影で書を読み、孫康が雪をあつめてその影で書を読んだといふ故事から出たのである。

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