きしもじんとは? わかりやすく解説

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きしも‐じん【鬼子母神】

読み方:きしもじん

《(梵)Hārītīの訳。音写は訶帝(かりてい)》女神の名。千人の子があったが、他人の子取って食い殺したため、仏はその最愛一児隠してこれを教化し、のち仏に帰依(きえ)して出産育児の神となった。手にザクロの実持ち一児を抱く天女の姿をとる。訶梨帝母(かりていも)。きしも。きしぼじん


鬼子母神

読み方:きしぼじん,きしもじん

  1. 子を多く持ちたる女をいふ、鬼子母神は女体の仏にて、其子多くして、甚だ之を鍾愛せり、曾て他人の子血肉を食ひしが、当時仏の其子を隠したるを悲しみ遂に懺悔得道したりといふ、転じて此称に用ゐらる。
  2. 鬼子母神は千人の子を生みたる神とせらる、それより転じて子供多く生みたる女をいふ。
  3. 子供の多い女のことをいふ。鬼子母神は印度の神「訶利帝母神」のことにて女の神で子が千人有つたと伝へられて居るから来たものである。〔情事語〕
  4. 子供の多い女のことをいふ。鬼子母神は印度の神「訶利帝母神」のことにて女の神で子が千人有つたと伝へられて居るから来たものである
  5. 〔隠〕子供の多い女のこと。鬼子母神は印度女神「訶利帝母神」のことで、子が千人あつたと伝へられて居る。
  6. 子供の多い妻君のことをいふ。
  7. 多産な女のこと、鬼子母神は印度女神子供千人あつたといふ。
  8. 子供多く持つ母を云ふ。鬼子母神は印度女神「訶利帝母神」のことで子が千人あつたと伝へられてゐる。
  9. 子供の多い女のこと。鬼子母神は印度女神「訶利帝母神」のことで、子が千人あつたという。
  10. 子供多く持つ母のことをいう。鬼子母神は印度女神「阿利帝母神」のことで子が千人あったと伝えられる
  11. 子供の多い妻君。鬼子母神は子供多く且つ子育ての神だから。〔俗〕

分類 俗語、俗/一般情事語、東京

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