外側半月
学名:Meniscus lateralis
【英】:Lateral meniscus
外側半月はほぼ環状を呈する。その付着部はたがいに近接しており、半月の幅はだいたい同じである。外側半月は内側半月よりも可動性が大きい。その前方端の脛骨への付着部は顆管隆起intercondylar eminenceの直前にあたる前顆間区の部分にあり、後方端の脛骨への付着部は顆管隆起の直後にあたる後顆管区の部分にある。外側半月の後方端から小線維束が出て、後十字靱帯に沿って大腿骨の内側顆にまで達するのが普通である。外側半月の辺縁部は膝関節の外側側副靱帯から、膝窩筋腱で隔てられており(膝窩筋腱の一部が外側半月の辺縁部から起こる)、このために外側半月の基部の機械力に対する安定性は比較的乏しい状態となる。
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