マックマレーテスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 07:58 UTC 版)
マックマレーテスト(英語版)は1928年にイギリスの整形外科医トーマス・ポーター・マックマレー(英語版)が提唱した検査法。マックマレー症候(McMurray's sign)により内側半月障害を検査するものである。 被検者を仰臥位とし、検者は片方の手指を内側関節裂隙に触れ、もう一方の手で足部を握り、下腿の回旋動作、屈曲動作を行う。完全屈曲位から下腿を外旋しながら伸展していくと関節裂隙に半月の出入、もしくは雑音を触れる。反対に完全伸展位から下腿を外旋しながら屈曲していく動作も行うことが望ましい。後節損傷に陽性率が高い。 外側半月障害に対して下腿の内旋で同様の動作を行うとよいともされるが、本来のテストは内側半月障害用のものである。
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