かみ‐ばな【紙花/紙纏=頭】
紙花
読み方:かみばな
- 遊廓などにて白紙のみ包んだ纒頭をいふ。後日現金に換ふるなり。
- 客が芸妓を招いて遊興した場合に、幾何かの金銭を紙に包んで、直接芸妓に手渡す事をいふ。チツプのこと。又お花ともいふ。〔花柳語〕
- お客が直接芸妓(げいしや)に手渡すチップのこと。〔花柳界〕
- 先つ頃まで行はれしお出先の風習として定額の祝儀は凡て之を白紙に包み客の面前に於て妓に与ふるの例なりしが後には中に金子を入るる事なく上包みのみ形式的に差出す例を残せり、之れ『紙纏頭』の称ある所以なり。妓紙纏頭を得れば即ち取りて帯に挟む、其の絶えて錦絵に描かれし物無きを以て見れば此の習ひも余り古くより行はれしものに非ざるが如し。
- 客が芸妓を招いて遊興した場合に、幾何かの金銭を紙に包んで直接芸妓に手渡す事をいふ。チツプのこと。又お花ともいふ。
- お客が直接に芸者に手渡すチップのことをいふ。
- 客が芸妓に若干の金を包み直接与ふ事を云ふ。
- 客が芸妓に金銭を紙に包んで手渡すチツプのこと、またお花ともいう。
- 客が芸妓を招いて遊興した場合に、いくらかの金銭を紙に包んで、直接芸妓に手渡すことをいう。チップのこと。又はお花ともいう。〔花柳界〕
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