かつて存在していた河川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 05:57 UTC 版)
油堀川 - 元禄12年(1699年)の開削。隅田川から佐賀町1丁目(現・佐賀2丁目)で分流して東に流れ、大島川西支川、平久川と交差して鶴歩町、島田町(現・木場2、3、5丁目)の間を流れて大島川東支川を横切り、木場掘に注いでいた割堀。延長約1.65km。佐賀町、福住町の両岸には特に油問屋が多く、緑橋の南西には油商人会所もあり、油堀河岸・油堀と称された。 昭和49年(1974年)から埋め立てが始まり、昭和55年(1980年)首都高速9号線の開通により、「水路」から「陸路」へ生まれ変わる。かつての割堀であった高架下は、現在遊歩道や駐車場、駐輪場、公園などとなっている。油堀川には、和倉橋・永居橋・下之橋・千鳥橋・富岡橋(俗に閻魔堂橋)という橋が架かっていた。(冬木には、和倉橋・永居橋・下之橋が架かっていた)また、川に沿って「一色河岸」「油堀河岸」「数矢河岸」があった。
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