かししぶりとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > かししぶりの意味・解説 

かし‐しぶり【貸(し)渋り】

読み方:かししぶり

銀行などの金融機関が、経営問題のない企業対し条件厳しくして融資を断るなど、資金貸し出し慎重になること。→貸し剝がし


貸し渋り(かししぶり)(Credit crunch)

銀行がなかなかお金貸さないことを、貸し渋り(Credit crunchと言う銀行過剰貸付バブル原因になったことはよく知られているが、不景気になってからは、銀行融資控え傾向にある。

一つにはBIS規制問題がある。貸し出し多くすると、銀行自己資本比率が下がる。BIS規制によると、国際業務を行う銀行自己資本比率は8%以上であることなどが必要だ

その他、不況のために債権回収不安定になっていることが挙げられる倒産件数も多いことから、銀行新規取引避け傾向がある。

貸し渋りになって、おもに打撃受けているのが中小企業だ。従来ならば銀行から資金調達できたものが、不況になってからはそれができなくなっている。これは中小企業にとっては死活問題につながる。実際、貸し渋りが原因倒産も多いようだ

(2000.10.24更新


かししぶり

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 04:28 UTC 版)

名詞

かししぶりり】

  1. 企業経営状況それほど悪くないにも関わらず金融機関条件厳しくして金を貸そうとしないこと。

関連語



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

かししぶりのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



かししぶりのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
時事用語のABC時事用語のABC
Copyright©2025 時事用語のABC All Rights Reserved.
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのかししぶり (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS