かいげんじとは? わかりやすく解説

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かいげん‐じ【開元寺】

読み方:かいげんじ

738年開元26)、唐の玄宗が勅によって各州(郡)に建立させた寺。時の年号をとって名づけられた。現存するものでは、泉州福建省のものが有名。


かいげんじ 【開元寺】

中国唐代玄宗勅命で、七三八(開元二六)年、全国諸州に開元観(道教の寺)と共に設置した仏教寺院。これより先、中宗が七〇五(神竜一)年全国竜興寺建てており、竜興寺では皇・妃仏事国忌法要を、開元寺では国家祝典行った。共に則天武后が諸州に大雲寺設けたのをまねたのであり、日本ではさらにこれらをまねて国分寺ができた。福建省福州の開元寺は、北宋から南宋代に『大蔵経』を出版している。→ 則天武后六八六(垂拱二)年福建省泉州建てられた寺。興教寺竜興寺・開元寺と変名花崗石造りの二大塔がある。③台湾恒春県にある寺。一六九〇年創建、初名は海会寺


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