おぎん〈山猫廻しのおぎん(やまねこまわし の おぎん)〉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:43 UTC 版)
「巷説百物語シリーズ」の記事における「おぎん〈山猫廻しのおぎん(やまねこまわし の おぎん)〉」の解説
又市一味の紅一点。派手な江戸紫の着物に草色の半纏をまとい義太夫節を語りながら片手で人形を操る女傀儡師で、腕は一流。切れ長の眼、白い肌、紅い小振りな唇、眼の縁がほんのりと紅い。耳を擽るような不思議な音声の声の別嬪だがそんじょそこらの男なら手玉に取ってしまうほど大層肝が据わっていて、十人並みには鍛えられているらしい。見かけからは年齢を判断するのが難しく、角度によってはあどけない少女にも見えるし、また艶っぽい年増にも見えるという。仕掛けの中では色仕掛けや幽霊の役割をこなす。
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