うがいの否定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 16:58 UTC 版)
予防としてうがいが有効であると言われてきたが、厚生労働省が作成している予防啓発ポスターには「うがい」の文字がない。また、首相官邸公式ウェブサイトや報道でも、うがいには明確な根拠や科学的に証明されていない。インフルエンザウイルスは、口や喉の粘膜に付着してから、細胞内に侵入するまで20分位しかかからないので、20分毎にうがいを続けること自体が、無理かつ非現実的である。 ウイルスは鼻の奥で増殖するので、喉のうがいは全く意味が無い。 世界保健機関の風邪予防方法にも「うがい」は紹介されていない。 一方でイソジンなどの、ポピドンヨードによるうがいにより、有病率、欠席率から予防効果が認められたとする報告もあり、清浄化による防御機能の維持と考えられる。
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