ウィーン条約(うぃーんじょうやく)
「オゾン層保護のためのウィーン条約」という。1988年から発効した。
オゾン層を保護するための対策が規定されている。具体的には、フロンガスの生産・消費を段階的に減らすことを決めている。
この対象になっているのは、5種の特定フロンと3種のハロンだ。また、1989年のヘルシンキ会議では、2000年までに「特定フロンを全廃すること」も決まった。
これらのフロンは、成層圏の強い紫外線を浴びると分解して塩素を放出する。この塩素がオゾンと反応してオゾン層破壊の原因になっていた。
日本でも1988年に、オゾン層保護法(特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律)が成立している。
(2000.09.14更新)
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