あないち

デジタル大辞泉

あないち【天^＝名^＝地^＝鎮】

読み方：あないち

神代文字の一。1、2、3などの数字と、直線と点の組み合わせによって単音を表す47の表音文字とからなるもの。今日ではその存在が否定されている。→神代文字

あな‐いち【穴一】

読み方：あないち

近世の子供の遊び。地面に小さな穴をあけ、約1メートル離れた線の外から銭(ぜに)などを投げ入れて勝負を競う。穴打ち。銭打ち。《季 新年》「—の筋引すてつ梅が下／太祇」

世界宗教用語大事典

あないち 【天名地鎮】

→ 神代文字

隠語大辞典

穴一

読み方：あないち

1. 路上に小さき穴を掘り手前二米ばかりの所へ横線を引き其の線へ足をつけて銅貨、一文銭等を穴へ入れ、入るか入らぬかによつて勝負をきめるもの子供の賭博なり。「かんきりろくどう、ほんからほ、よせ、けし、ろく」等は皆「あなうち」に類似のものなり。
2. 路上に小さな穴を掘り手前二米ばかりの所へ横線を引き線へ足をつけて銅貨等を穴へ入れるか入らぬかによって勝負をきめるもの、子供の賭博。「かんきり」「ろくどう」「ほんからは」「よせ」「けし」「ろく」等は皆これに類似したもの。

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