あおむく

デジタル大辞泉

あお‐む・く〔あふ‐〕【^▽仰向く】

読み方：あおむく

［動カ五（四）］天を仰ぐように、顔や物の前面が上を向く。あおのく。「—・くと空に虹が架かっていた」⇔俯(うつむ)く。

［動カ下二］「あおむける」の文語形。

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あおむく

出典:『Wiktionary』 (2021/10/08 12:47 UTC 版)

動詞

あおむく【仰向く】（歴史的仮名遣い：あふむく、慣用仮名遣い：あをむく）

1. 顔などが上を向く。物の表面や前面が上を向くことを擬人的にいうこともある。
   • 息が切れたから、立ち留まって仰向くと、火の粉がもう頭の上を通る。（夏目漱石 『永日小品』）
2. あおむけるの文語活用（下二段活用）の終止形。

活用

語源

1. （大言海の説）古典日本語の「あふぐ」（仰ぐ）と「むく」（向く）の複合語。
2. （大島正健の説）古典日本語で「あを」は上の意味。

対義語

• うつむく

関連語

• 派生語
  • 名詞：あおむき（連用形より）
  • 他動詞：あおむける
  • 名詞：あおむけ（他動詞連用形より）
• 類義語
  • 動詞：あおのく
  • 名詞：あおのけ