『京の舞妓』(1920年(大正9年)、東京国立博物館蔵)
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絹本著色、軸装、152.3×101.8センチ。第7回院展に出品。舞妓の衣装の細かい文様から畳の目の一つひとつまで克明に描写した写実性が特色の作品である。発表時はその細密すぎる描写が話題となり賛否両論を招いた。横山大観はこの作品を日本画の伝統からはずれた「悪写実」と酷評し、御舟を院展から除名すべしとまで主張した。そのためか御舟はこの作品以降、人物画から長年にわたり遠ざかる。
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