『三国遺事』の撰述
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 09:54 UTC 版)
正史(『三国史記』)に漏れた様々の事実を意図した「遺事」を取りまとめた『三国遺事』は、一然の晩年の撰述になるものである。しかし内容の分析として、王暦の年表末に記す中国王朝を南宋までに留めて「大宋」と記しており、元を記していないことから、まだ宋が存立していた間におよその撰述を終えており、主要部分については雲門寺に住まう直前の70歳頃から国尊の称号を賜る78歳までの間(1275年 - 1283年)の著述であると見られている。
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