『ぼくら』版
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1966年に『月刊ぼくら』で全7話を連載。『週刊少年マガジン』で『墓場の鬼太郎』の掲載が始まった頃、同誌に対抗意識を持っていたとされる『月刊ぼくら』から熱心に連載の依頼が来たという。内容は貸本版のリライトだが、貸本版や後の『少年サンデー』版にはないエピソードも描かれている。低年齢層向けの雑誌ゆえにタイトルを『カッパの三平』と片仮名に改め、背景はあまり細かく描き込まない方針で作られた。また、三平の家族の死の表現を控えめにし、後半は河童とタヌキとの共同生活を主体とするなど、読者を意識した作りになっている。
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