「Fランク・BFランク」の意味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 03:44 UTC 版)
「全統模試」の記事における「「Fランク・BFランク」の意味」の解説
「倍率」が高く『狭き門』となる大学・学部、すなわち「受験者数が多く、『不合格』となる受験者が多い、高倍率の大学・学部であればあるほど」、確度の高い偏差値(ボーダーライン)の算出が可能である。 一方、不合格者数の少ない大学・学部については、精度の高い偏差値の算定が難しい。よって、河合塾では、『不合格者数が少ないため、合格率50%となるボーダーラインが、どの偏差値帯においても存在しない』学部・学科について、「ボーダーフリー(BF)」としている。 河合塾では、「不合格者数が少ない」大学・学部の偏差値の算定をせずに、ボーダーラインを設定しない「ボーダーフリー(Border Free)」とし、その頭文字をとって「BFランク」としている(以前は、「Fランク」の表記を使用)。したがって、「BFランク(Fランク)」というのは、「不合格者数の少ない大学・学部(倍率の低い大学・学部)」というのが正確な意味である。 『後期入試に該当するものはボーダーラインを設定していません。』と、河合塾がことわりをするように、『倍率』がある程度高い場合でも、そもそもの『定員枠』が少なく、「不合格者数の少ない」、国公立大学の「後期日程入試」でも、精度の高い偏差値の算出が困難なため、河合塾はボーダーラインを設定せず「ボーダーフリー(BF)」、「BFランク・Fランク」としている。
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