「大ベルリン」の継続使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 03:28 UTC 版)
「大ベルリン」の記事における「「大ベルリン」の継続使用」の解説
「大ベルリン」という用語は、数十年の時を経て使用機会が少なくなる一方であるが、行政においては今なお健在である。「大ベルリン」という用語は、1949年5月23日のドイツ連邦共和国基本法に採録され、1990年のドイツ再統一、そして当時の第23条(ドイツ語版)の廃止まで存在した。ここでは公式に都市全体を指す場合に用いられたが、実際は西ベルリンのみに適用された。また東ベルリンの都市行政もまた、1977年までなお「大ベルリン参事会(ドイツ語版)」と称していた。1950年以降のベルリン憲法(ドイツ語版)では既に、都市と州としては「ベルリン」のみが使用されている。ここでは「大ベルリン」は「以前の地方自治体としての大ベルリン」という限定された意味で用いられている。
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