「台湾共産党」の設立
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「日本統治下の台湾における台湾人政治運動」の記事における「「台湾共産党」の設立」の解説
1928年(昭和3年)4月15日、コミンテルンの指導と援助により、上海フランス租界にて「台湾共産党」(正式名称「日本共産党台湾民族支部」)が結成された。出席者はわずかに9名で、謝雪紅、林木順および中国と韓国の共産党が派遣した代表がいた。政治大綱には、「台湾民族独立」、「台湾共和国の建設」を掲げ、日本の台湾領有を正面から否定している。「台湾共産党」は、左派が実権を握っていた「台湾文化協会」に影響力を及ぼすようになり、1931年(昭和6年)には完全に主導権を掌握することになった。
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