「厚真」の由来と読み方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:49 UTC 版)
町名はアイヌ語の「アットマム」ar-tomam(向こうの・湿地帯)が「アトマ」「アツマ」に転訛したとする説と、「アトマプ」at-oma-p(オヒョウニレ・ある・もの・場所)とする説などがあるが、古い地名であり、特定は困難な状況である。 1960年の町制施行に際して町が届け出た「あつま」の読みが公式の町名だが、「あづま」とも発音されることを幕末に当地を訪れた松浦武四郎が報告している。町制施行直後は「あづま」と発音する住民が大半だったが、若い世代は公式通り「あつま」と読むことが多くなっている。また厚真川の行政上の呼称は「あづま」である。混在する理由については、語頭以外の「た行」や「か行」が濁音化する北海道方言の影響と推測する言語学者もいるもある。
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