「冷やかし」の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/14 13:29 UTC 版)
紙洗橋の名前は、この付近で作られていた浅草紙に由来する。浅草紙は、古紙や紙くずを原料にした漉返紙(ちり紙)で、吉原の遊女が手紙の代用や後始末に使い大量の需要があった。山谷堀にも多くの作業所があり、職人たちが紙くずを紙舟に入れて堀の流れに曝しておくことを「冷やかす」とよんだ。この2時間ばかりの作業中は暇をもてあまして吉原の遊郭を見にでかけ、しかし時間がなくて登楼せずに帰ってしまうことから、買う気のない客を表す隠語として「冷やかし」という言葉が生まれたという。
※この「「冷やかし」の由来」の解説は、「山谷堀」の解説の一部です。
「「冷やかし」の由来」を含む「山谷堀」の記事については、「山谷堀」の概要を参照ください。
- 「冷やかし」の由来のページへのリンク