「トゥルー・フェイス / 1963」
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「トゥルー・フェイス」の記事における「「トゥルー・フェイス / 1963」」の解説
オリジナルの「トゥルー・フェイス」は1987年、彼らの初のベスト・アルバム『サブスタンス』に先駆けて発売されたシングルであり、同アルバムにも収録されている。ファクトリー・レコードのカタログ番号はFAC 183。全英シングルチャートでは最高位4位、また全米ビルボード誌では初の全米トップ40ヒットとなった(最高位32位)。 作曲とプロデュースにも参加したスティーヴン・ヘイグはペット・ショップ・ボーイズなども手掛けているプロデューサーで、バンドとのコラボレートはこれが最初である。その後リリースされたシングル「ラウンド&ラウンド」「ワールド・イン・モーション」やアルバム『リパブリック』などでも彼の名前をよく見るようになる。 当初、この曲の歌詞は、“Now that we've grown up together, they're all taking drugs with me" だったが、これではラジオで放送できないと判断したヘイグがメンバーを説得して上記歌詞の後半部分を “they are afraid of what they see” に変更させた逸話があるが、今でもライヴでは変更前の歌詞がよく使われている。 この曲は翌年公開された映画『再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ』のサウンドトラック盤にシェップ・ペティボーンによるリミックス・ヴァージョンが収録された。このリミックス・ヴァージョンは1995年リリースのベスト・アルバム『ザ・レスト・オブ・ニュー・オーダー』にも収録されている。また2000年(日本では2001年公開)の映画『アメリカン・サイコ』のサウンドトラック盤にも収録された。 カップリング曲は「1963」。この曲はアメリカ大統領ジョン・F・ケネディをテーマにした楽曲である。ベストアルバム『サブスタンス』の CD盤にも収録されている。
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