ま・つ【待つ】
読み方:まつ
[動タ五(四)]
1 物事・人・時が来るのを予期し、願い望みながら、それまでの時間を過ごす。また、用意して備える。「回復を—・つ」「駅で友だちを—・つ」「日の出を—・つ」「楽屋で出番を—・つ」
2 しようとする動作を途中でやめる。普通、相手に要求する形で用いる。「ちょっと、—・ちなさい」
3 相手の反応や態度がわかるまで静観する。「むこうの出方を—・って対処する」
4 (「俟つ」とも書く)それを頼りにしてまかせる。望みを託する。期待する。「良識に—・つ」「手腕に—・つ」
5 (「俟つ」とも書く)(「…をまたない」の形で)…するまでもない。その必要がない。「言を—・たない」
[可能] まてる
[下接句] 縁と浮き世は末を待て・河清を俟(ま)つ・果報は寝て待て・言を俟たない・子(こ)養わんと欲すれども親待たず・歳月人を待たず・人事を尽くして天命を待つ・時は人を待たず・時を待つ・百年河清を俟つ・待ちに待った・論を俟たない
「 俟つ」の例文・使い方・用例・文例
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