Skylakeマイクロアーキテクチャ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/03 04:57 UTC 版)
後継
後継製品の開発コードは当初Skymont[5]と言われていたがCannon Lakeとなった。その後10nmプロセスルールの遅延により予定は変更され、Skylakeと同じ14nmプロセスルールのKaby Lakeを挟むこととなった。Kaby Lakeは2016年9月に第7世代Intel CoreプロセッサとしてノートPC用の低電圧仕様が先行発表され、続いて2017年1月にノートPC用の標準電圧仕様およびデスクトップ用が発表された。更に14nmプロセスルールでCoffee Lakeを2018年に投入し、並行して10nmプロセスルールのCannon Lakeを投入する予定[6]とされたが、Coffee Lakeはやや前倒しされて2017年5月に第8世代Intel Coreプロセッサとして予告[7]、2017年10月より順次発売された。最終的にCannon Lakeは2018年5月にCore i3 8121Uとして出荷[8]されるに留った。
その他
Skylakeマイクロアーキテクチャを搭載したWindows 7、Windows 8.1について、重要なセキュリティアップデートを除き、2017年7月17日まで(予定)のサポートに短縮されることがマイクロソフトから公式発表されていた[9] が、後にほぼ撤回[10] となった。またWindows 11へのアップデートの要件がSkylakeのCore Xシリーズ、Xeon Wシリーズへと緩和された[11]。
脚注
関連項目
- ^ 笠原 一輝 (2015年9月7日). “Intelの開発責任者に聞く、Skylake開発秘話” 2020年5月31日閲覧。
- ^ “「Skylake」が動いた! IntelがIDF14で次期アーキテクチャの動作デモを初公開”. ITMedia (2014年9月11日). 2015年9月7日閲覧。
- ^ 後藤 弘茂 (2018年2月13日). “28コアサーバーCPU「Skylake-SP」の詳細”. 2020年5月31日閲覧。
- ^ “Skylakeのデスクトップ向け通常版およびモバイル版が一斉発表” (2015年9月2日). 2015年9月2日閲覧。
- ^ Demerjian, Charlie. “After Intel's Haswell comes Broadwell”. Semiaccurate.com. 2012年1月4日閲覧。
- ^ 【笠原一輝のユビキタス情報局】Intel、2018年に14nmの新CPU“Coffee Lake”を投入 ~10nmに微細化されるCannon Lakeと並列投入 - PC Watch
- ^ 若杉 紀彦 (2017年5月30日). “第8世代Coreは年内投入で、第7世代から3割性能向上” 2017年6月2日閲覧。
- ^ 劉 尭 (2018年5月17日). “Cannon LakeのCore i3-8121Uがこっそり発表、AVX-512命令対応もGPUは無効か” 2020年5月31日閲覧。
- ^ “Microsoft、SkylakeでのWindows 7/8.1サポートを2017年7月までに短縮 ~Intel、AMD、Qualcommの次期SoCはWindows 10のみをサポート”. インプレス (2016年1月18日). 2016年2月14日閲覧。
- ^ “Windows 7/8.1搭載Skylake PCのサポート期間短縮は結局撤回に”. インプレス (2016年8月12日). 2016年8月14日閲覧。
- ^ Microsoft、「Windows 11」にアップデートできるプロセッサを少し追加 チェックプログラムも再公開へ
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