1997年のJリーグ 1997年のJリーグの概要

1997年のJリーグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 13:33 UTC 版)

Jリーグ > 1997年のJリーグ
Jリーグ
シーズン 1997
優勝 ジュビロ磐田
ACC出場 ジュビロ磐田
試合数 272
ゴール数 898 (1試合平均3.3)
得点王 パトリック・エムボマ
G大阪・25得点)
最大差勝利ホーム試合
鹿島 7-0 名古屋(2nd第4節・8月9日)
最大差勝利アウェー試合
京都 0-6 磐田(1st第13節・7月5日)
最多得点試合
平塚 7-4 (2nd第1節・7月30日)
最多観客動員
38,707人 - 浦和 vs 広島
(1st第3節・4月19日)
最少観客動員
2,245人 - 市原 vs 広島
(1st第7節・5月7日)
平均観客動員 10,131人
1996
1998

参加クラブ

1997年シーズンのJリーグのクラブは以下の通り。昨シーズンのジャパンフットボールリーグ準会員かつ上位2位までに入ったヴィッセル神戸が新たに加わり、計17クラブとなった。

チーム名 監督 所在
都道府県
ホームスタジアム 前年成績
鹿島アントラーズ ジョアン・カルロス 茨城県 茨城県立カシマサッカースタジアム 1位
浦和レッドダイヤモンズ ホルスト・ケッペル 埼玉県 浦和駒場スタジアム 6位
ジェフユナイテッド市原 ヤン・フェルシュライエン 千葉県 市原臨海競技場 9位
柏レイソル 西野朗 日立柏サッカー場 5位
ヴェルディ川崎 エメルソン・レオン 神奈川県 等々力陸上競技場 7位
横浜マリノス ハビエル・アスカルゴルタ 三ツ沢公園球技場 8位
横浜フリューゲルス オタシリオ 3位
ベルマーレ平塚 植木繁晴 平塚競技場 11位
清水エスパルス オズワルド・アルディレス 静岡県 清水市日本平運動公園球技場 10位
ジュビロ磐田 ルイス・フェリペ・スコラーリ ジュビロ磐田サッカースタジアム 4位
名古屋グランパスエイト カルロス・ケイロス 愛知県 名古屋市瑞穂公園陸上競技場 2位
京都パープルサンガ ペドロ・ローシャ 京都府 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 16位
ガンバ大阪 ヨジップ・クゼ 大阪府 万博記念競技場 12位
セレッソ大阪 レヴィー・クルピ 長居スタジアム 13位
ヴィッセル神戸 スチュワート・バクスター 兵庫県 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 JFL2位
サンフレッチェ広島 エディ・トムソン 広島県 広島ビッグアーチ 14位
アビスパ福岡 カルロス・オスカール・パチャメ 福岡県 東平尾公園博多の森球技場 15位

レギュレーション

この年は2年ぶりに2ステージ制に戻された。ただし、95年シーズンまでのステージごとのホーム・アンド・アウェー2回戦総当りではなく、1回戦総当たり(17節×2ステージ[注 1])(年間ではホーム・アンド・アウェー2回戦)が採用された。このためステージごとに見た場合、ホームでしか対戦しない相手、アウェーでしか対戦しない相手が発生した。その他、奇数クラブ(17クラブ)で施行されたため、各節につき1チーム試合がないクラブがあった。現状J1で参加クラブが奇数となったのは1997年度が最初で最後。

リーグ戦の各試合は従前通り完全決着方式(前後半90分で決着が付かない場合、前後半15分ずつのVゴール方式による延長戦を行い、それでも決着が付かない場合はPK戦)を採用したが、前年の鹿島が「PK戦負け」の数の差で優勝したこともあり、勝ち点配分の見直しが行われた。見直しにより、90分勝ちが3、Vゴール勝ち2、PK勝ち1に改められ、負けはいずれの場合も勝ち点0になった。

また、このシーズンから各選手が付ける背番号が固定制となった。

リーグ戦の冠スポンサーは無くなったが、Jリーグチャンピオンシップについてはサントリーが冠スポンサーとなり、サントリー・チャンピオンシップの名称で開催された。


注釈

  1. ^ a b チーム数が奇数のため各チーム1節ずつ試合のない節があり、各クラブ当たりでは「16試合×2ステージ=年間32試合」であった。
  2. ^ この数値は2014年シーズンまでのJ1通算でも最少の数値である。

出典

  1. ^ 大住良之 (1997年10月20日). “No.207 地域密着忘れた的外れなJ批判”. サッカーの話をしよう 大住良之オフィシャルサイト. 2015年1月6日閲覧。


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