高砂丸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/10/27 08:14 UTC 版)
高砂丸（たかさごまる）は大阪商船の貨客船。太平洋戦争では特設病院船、戦争終結後は引揚船として運用された。
注釈
- ^ 後に神戸に変更。
- ^ 1923年（大正12年）から1939年（昭和14年）の間は近海郵船。
- ^ 「高千穂丸」と「蓬莱丸」は、基隆行は基隆到着が午後2時という点のみ「高砂丸」とは同じだが、神戸行は午後5時半基隆出港、3日後の未明に門司に到着し午後1時出港、翌日未明に神戸到着というダイヤが組まれた（#内台連絡航路）。
- ^ その後の台湾航路については「高千穂丸」を参照のこと。
- ^ これに類似する事柄については橘丸事件も参照のこと。
- ^ 「高砂丸」と似たような境遇の大阪商船の貨客船としては、大連航路用貨客船として建造されたものの戦争により予定航路に就航せず特設潜水母艦として運用された「筑紫丸」（8,136トン）がある。「筑紫丸」も引揚輸送に従事した後は長期係船の末、昭和27年にパキスタンの船会社に巡礼船として売却された（#野間p.588、#木俣残存pp.44-45, p.358）。
- ^ 南米航路用貨客船としては、「あるぜんちな丸（2代）」（10,864トン）を新造することが決定した。
- ^ 昭和21年7月1日付 復二第67号の定めによる自動解職。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l “なつかしい日本の汽船 高砂丸”. 長澤文雄. 2022年11月19日閲覧。
- ^ a b c d e f #特設原簿p.109
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r #日本汽船名簿
- ^ a b c d #内台連絡航路
- ^ Takasago_Maru
- ^ #野間p.97
- ^ #松井p.42
- ^ a b c d e f g h i j k l #野間p.589
- ^ #山高p.179
- ^ #軍隊貸上船一覧表p.2
- ^ #連合艦隊(1)p.15
- ^ #病院船
- ^ #朝日丸(1)pp.9-10
- ^ #朝日丸(1)pp.12-13, p.15
- ^ #朝日丸(2)pp.29-31
- ^ #朝日丸(2)p.55
- ^ a b c #高砂丸(1)p.7
- ^ a b c d #SS-177, USS PICKERELp.147
- ^ #SS-177, USS PICKERELp.157,160
- ^ #SS-177, USS PICKERELp.147,157
- ^ “The Official Chronology of the U.S. Navy in World War II Chapter IV: 1942” (英語). HyperWar. 2012年1月29日閲覧。
- ^ #SS-177, USS PICKERELp.171
- ^ #木俣潜p.440
- ^ #高砂丸(1)pp.10-11
- ^ #高砂丸(1)pp.38-39
- ^ a b c d e #野間p.590
- ^ a b #木俣残存p.357
- ^ #高砂丸(2)p.3
- ^ #高砂丸(3)p.3
- ^ #高砂丸(2)p.30,36
- ^ a b c #高砂丸(5)p.5
- ^ #高砂丸(3)p.17
- ^ #高砂丸(3)pp.17-18
- ^ #高砂丸(4)pp.28-29
- ^ a b c #高砂丸(6)p.30
- ^ #木俣残存pp.357-358
- ^ #高砂丸(6)p.33
- ^ #高砂丸(7)pp.2-3,p.7
- ^ #高砂丸(8)p.25
- ^ #高砂丸(9)p.43
- ^ #高砂丸(9)pp.43-44
- ^ #SS-255, USS HADDOp.165
- ^ #勝力p.21
- ^ #高砂丸(10)pp.52-55
- ^ #高砂丸(11)pp.2-3
- ^ a b c d e f g h #木俣残存p.358
- ^ #高砂丸(12)pp.26-28
- ^ #高砂丸(13)p.4
- ^ #高砂丸(14)p.15
- ^ “The Official Chronology of the U.S. Navy in World War II Chapter VII: 1945” (英語). HyperWar. 2012年1月31日閲覧。
- ^ #戦史13p.483
- ^ a b c #木俣残存p.359
- ^ 「海軍辞令公報（部内限）第760号 昭和16年12月1日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072083300
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- ^ 「海軍辞令公報（部内限）第1246号 昭和18年10月25日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072093900
- ^ 「海軍辞令公報（甲）第1568号 昭和19年8月19日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072100600
- ^ 「海軍辞令公報（甲）第1807号 昭和20年5月23日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072105000
- ^ 「第二復員省辞令公報（甲）第99号 昭和21年4月4日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072158900
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