組合せ (数学)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 06:04 UTC 版)
数学において、組合せ(くみあわせ、英: combination, choose)とは、相異なる(あるいは区別可能な)いくつかの要素の集まりからいくつかの要素を(重複無く)選び出す方法である[1]。あるいは選び出した要素をその“並べる順番の違いを区別せずに”並べたもののことである[2]。組合せは組合せ数学と呼ばれる数学の分野で研究される。身近な例でいえば、デッキ(山札)から決まった数のカード(手札)を引くことや、ロトくじなどがその例である。
- ^ 岩波数学辞典, 184. 順列・組合せ p. 526.
- ^ 伏見 1942, p. 5, 第I章 数学的補助手段 1節 組合わせの理論.
- ^ Louis Comtet, Analyse combinatoire élémentaire, p. 2.
- ^ Hervé Gianella, Romain Krust, Frank Taieb et Nicolas Tosel, Problèmes choisis de mathématiques supérieures, p. 120.
- ^ 黒木哲徳『なっとくする数学記号』講談社〈ブルーバックス〉、2021年、96,97頁。ISBN 9784065225509。
- ^ この式は例えば任意の精度の算術ライブラリである GMP が用いている。 Binomial coefficients algorithm を参照。
- 1 組合せ (数学)とは
- 2 組合せ (数学)の概要
- 3 組合せの数の計算
- 4 参考文献
組合せ数学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 08:19 UTC 版)
組合せ数学(くみあわせすうがく、英語: combinatorics)あるいは組合せ論(くみあわせろん)とは、特定の条件を満たす(普通は有限の)対象からなる集まりを研究する数学の分野。離散数学の中核の一つとされる。特に問題とされることとして、
- ^ “Mathematics Subject Classification 2020 (MSC2020)”. 2024年1月19日閲覧。
- ^ 伏見康治「確率論及統計論」第I章 数学的補助手段 1節 組合わせの理論 p.3 ISBN 9784874720127
- ^ “確率論および統計論 復刻版”. 現代工学社. 2019年2月28日閲覧。
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