炎立つ (NHK大河ドラマ)
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エピソード
- 里見浩太朗と西村晃は、かつて『水戸黄門』でも共演していた。このこともあって、撮影の休憩時間、里見が西村に対して「ご隠居、江刺は初めてですか?」と声をかける場面もあったという。
- 村上弘明は2008年の「清衡公遷都行列」でも清衡を演じている。岩手県出身の村上は、大河ドラマで郷土の英雄を演じたことが自身の俳優生活のターニングポイントになった、とたびたび述べている。
- 第一部の後半、経清と貞任は頭に紐類をまきつける独特のスタイルで登場している。これはそれぞれ演じた渡辺謙、村田雄浩2人のアイディアによるものだったという。
- 題字を書いた山田恵諦は、本作の放送期間中(1994年2月22日)に遷化した。
- 浜村純、南原宏治、西村晃、本郷功次郎、中川安奈などは本作が生前最後の大河出演作品となった。なお、中川にとっては唯一の大河出演作品である。
- 藤原秀衡は当初、北大路欣也が演じる予定で番宣素材も作られたが、事情により降板し、渡瀬恒彦が代役を務めることとなった。表向きは、原作の執筆の遅れに伴い撮影スケジュールが大幅にずれたため、本編撮影前に降板したことになっているが、脚本担当の中島丈博は、自身が書いた脚本の内容に北大路が不満を持って降板したと考えていることを著書『シナリオ無類』の中で記している。また、中島は代役の渡瀬とも終始折り合いが悪く、渡瀬がアドリブで台詞を言う場面もあったという。
メディア
- 総集編: 全2巻 (VHS)、2枚組 (DVD)
- 完全版: DVD-BOX全2集、9枚、35話 (DVD)
脚注
関連項目
外部リンク
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