渡邊守章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 23:11 UTC 版)
人物情報 | |
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生誕 |
1933年3月20日 日本東京都 |
死没 |
2021年4月11日 (88歳) 日本東京都 |
出身校 | 東京大学 |
学問 | |
研究分野 | 文学(フランス文学)・演劇学・美学 |
研究機関 | 東京大学、放送大学 |
学位 | 文学博士 |
経歴
1933年、東京生まれ。都立日比谷高校を卒業し、東京大学教養学部教養学科フランス分科で学ぶ。同大学大学院仏文科を修了(文学博士)。
1971年、東京大学教養学部助教授に採用された。1978年に教授昇進。1988年には教養学部内に教養学科表象文化論専攻研究室を創設し、初代主任を務めた。1993年に東京大学を定年退官し、名誉教授となった。その後は放送大学教養学部教授として教鞭をとり、副学長もつとめた。2007年に放送大学を退任し、名誉教授となった。客員としては、2008年より京都造形芸術大学特任教授。2014年3月末までは同大学舞台芸術研究センター長も務めた。
2021年4月11日、胸部大動脈瘤破裂のため東京都内の病院で死去[2]。88歳没。
受賞・栄典
- 2006年:日本翻訳文化賞および毎日出版文化賞を受賞。クローデルの韻文による戯曲『繻子の靴』の翻訳に対して。
- 2007年:読売文学賞を受賞。ロラン・バルト『ラシーヌ論』の翻訳に対すして。
- 2019年1月:フランスのレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章[3]。
- 2019年:文化庁長官表彰[4]。
- ^ 「渡辺守章」デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ^ "仏文学者、渡辺守章さんが死去". 共同通信. 共同通信社. 21 April 2021. 2021年4月21日閲覧。
- ^ 「渡辺守章さんに仏の勲章 クローデル研究・翻訳と演出で活躍=訂正・おわびあり」『朝日新聞デジタル』2019年1月24日。2020年7月29日閲覧。
- ^ 令和元年度文化庁長官表彰名簿
- ^ “上演8時間超のポール・クローデル「繻子の靴」を渡邊守章が演出、出演に剣幸”. ステージナタリー. (2016年8月29日) 2016年8月30日閲覧。
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