殿様のフェロモン
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出演者
司会者陣
- 中山秀征
- 常盤貴子
- 今田耕司
- 八木亜希子(当時フジテレビアナウンサー) - 前番組『ASOCO』から続投。1994年1月23日放送分(この日は事前収録回)をもって降板し、翌週からプロ野球ニュースの土日キャスターへ異動(4月から放送を開始しためざましテレビの準備も兼ねた)。
レギュラー陣
「おだいばZ会」のメンバーは『とぶくすり』から続投し、『とぶくすりZ』、『めちゃ²モテたいッ!』、『めちゃ²イケてるッ!』に引き続き出演(本田は『とぶくすりZ』まで)。なお、番組内ではこの「おだいばZ会」とアンバランスをまとめて「殿フェロお笑い軍団」と総称し、紹介していた。
- おだいばZ会
- フェロモンズ
- 番組初期の出演
- 夏観享子
- 杉本まり
- 長嶋織江
- 相沢紀美
- 初回から最終回まで出演
- 岩本麻里
- 藤田直美
- 細谷宏美(藤谷ひとみ)
- 松本梨沙
- 松川奈央
- 上白土奈緒子(麻丘実希)
- 松原佳子
ほか
- その他レギュラー・準レギュラー
- コメンテーター
- ナンシー関 - 電話での出演。途中降板。
主なコーナー
- 快感!ハケ水車が回っているのは誰だ?クイズ
- 高速で回るハケのついた水車をAV女優の股間に当て、悶えさせるコーナー。1993年のレギュラー放送時は第2回放送では4本だったのが回を増すごとにハケが8本(第9回)・16本(第11回)と増え、4年後の1998年に放送された『27時間テレビ』では発水機能が、さらに2001年の27時間テレビではバイブレーター機能が付いた「スーパーDXハケ水車ウェッティ・マナーモード21」にパワーアップした。このようにハケ水車がどんどんパワーアップを重ね、女優の反応が芝居の域を超えてしまい、もはやまったくクイズにならなくなっていた(フルパワー時の反応が正解の1名のみ違いすぎるため)。特に発水機能は誰のハケ水車が動いているか一目瞭然となっており、クイズとしての正解率は100%になってしまった。アダルトビデオではないという意向から、フルパワーで回転する時間は少なくいわゆる絶頂をさせないよう調整してある。女優のアクションもマイクや自分の指をしゃぶったり淫語を連発したりと暴走気味であった。ちなみに1998年放送の『27時間テレビ』では正解発表時、解答者に水が飛び出るハプニングが起きている。出演していたAV女優の衣装だが、当初はハイレグ、ビキニなどの水着やボディコンなどを着用していたが、2011年の『FNS27時間テレビ』では諸事情からAV女優の肌の露出を極力抑えたり、フルフェースのヘルメット(顔を隠すと同時に女優のアクションを抑える役割がある)を着用するなどしていた。なお、2011年の復活時、ゲスト出演していた岩崎夏海が、自らの発案で作られたコーナーであったことを明かしている。
- フェロモンズ家庭訪問
- 一人暮らしのフェロモンズの自宅を今田が訪れるコーナー。インテリアはもちろん、下着や水着など、部屋の中を実況した。
- クイズ土地の差なんて
- 『クイズ!年の差なんて』のパロディ形式で、関東芸人と関西芸人がクイズで対決。
- 大ドラマダイジェスト
- 前番組『ASOCO』より継承。フジテレビの月9・水9・木10ドラマ本編を1分間の早回し映像と大まかなストーリー説明で振り返り、ナンシー関が辛口に批評する。コーナーとしては第3回(1993年11月7日)で終了し、翌週及び翌々週はナンシー関と電話を繋ぎ、中山秀征個人への批評をするという内容に変わった。
- どっきりシリーズ
- 中山秀征 - よゐこの2人とゲストの山田雅人によって、愛車のドアなどを破壊された(第10回放送)、など。
- 今田耕司 - 東京の自室を生中継で訪問(第1回放送)。ナインティナインが、ゲストとして呼ばれた母親の前で、自室のマンガや洗濯物などにいたずらをする様子を生中継[注 5]。第5回放送では楽屋での様子を隠し撮りされている。
- 常盤貴子 - インタビューどっきり(第15回放送)。スタッフから放送時間が変更になったと嘘をつかれ、その時間に別室でインタビューを受けている様子を生中継。
- 八木亜希子 - アナウンス室抜き打ち訪問(第8回放送)。ナインティナインに自分のデスクを荒らされ、口紅で遊ばれ、岡村には愛用の歯ブラシで歯を磨かれてしまった。
- フェロモンズ - 抜き打ち持ち物検査(複数回)。ナインティナインや極楽とんぼがフェロモンズの控え室を抜き打ち訪問、一部メンバー(極楽とんぼの回では中山秀征も)のカバンの中身を公開。
- 片岡飛鳥(当時番組ディレクター) - 抜き打ち自宅訪問(第9回放送)。これまでのドッキリ報復の意味で、ナインティナインと八木が自宅を訪問。愛車に傷を付けられたほか、自室のドアをバズーカで破壊され、部屋を荒らされた。
- 吉田正樹(当時番組プロデューサー) - 私物の革ジャンをバズーカで燃やされた(第10回放送)。燃やしたのは岡村とフェロモンズの藤田直美。
主な番組オープニング、エンディング曲
- 第1回、第2回のエンディング曲及び第3回 - 第13回のオープニング曲。
- 第14回 - 最終回のオープニング曲。最終回は生演奏。[注 6]
- 「愛されたくて」(山崎亜弥子)
- 第3回、第5回 - 第6回のエンディング曲。
- 「泣くわ」(キーラ)
- 第8回 - 第9回のエンディング曲。
- 第14回 - 第17回のエンディング曲。当時フジテレビで放送されていた『幽☆遊☆白書』のエンディング曲でもあった。
注釈
- ^ MCたまり席、フェロモンズたまり席、バーコーナー、フロアサブ、ステージ等、これらのセットはオールナイトフジの定番セットと同じであるが、配置やセットイメージは全く異なる。
- ^ 出演者面での前身番組、1993年4月から9月にかけて放送。
- ^ 1994年1月22日放送分では、平均視聴率が6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)であったことが、同年2月6日放送分において紹介されている。また、同年3月27日(最終回)放送分において、その2月6日放送分の平均視聴率が同番組の最高視聴率を記録したと紹介されている。
- ^ 番組内で公にされた「一般視聴者」は1名のみで、これについては、番組内で実際に自宅に出向き取材した上で数回出演しており、一般公募である旨の紹介もされている。
- ^ 後に特番『殿様のフェラーリ』では大阪の実家にある自室を山崎邦正、木村祐一、ほんこんが本人に内緒で訪問し、室内をいたずらされている。
- ^ 当時のマネージャーであった和田薫とノーギャラで出演し、何度か売り込みに来ていた。
- ^ 病気により途中離脱。
出典
- ^ 吉田正樹『人生で大切なことは全部フジテレビで学んだ 〜『笑う犬』プロデューサーの履歴書〜』キネマ旬報社、2010年7月14日、[要ページ番号]頁。ISBN 978-4-873-76337-8。
- ^ 放送当日の早い時間帯や、生放送前の時間帯に次回以降の収録を行うなど。
- ^ 寺西ジャジューカ (2018年8月24日). “「面白いことが正義」時代から一周回って……“犬猿の仲”だった中山秀征と今田耕司、和解の背景”. 日刊サイゾー. サイゾー. p. 3. 2022年1月19日閲覧。
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