正司敏江・玲児
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著書
- 正司敏江のどつかれても踏まれても(1992年9月、恒友出版)ISBN 978-4765220668
メディア出演
テレビ
- 敏江・玲児だ、みんな集まれ!(1969年、朝日放送)- 月〜金の帯番組。2人で出演。提供:任天堂、いづみや(現:イズミヤ)。
- あきれた学園(1969年、朝日放送) - 主演
- ミニミニ社員(1970年、朝日放送) - 主演
- 魔女はホットなお年頃 第3話(1970年、毎日放送)-敏江のみ。
- 第22回NHK紅白歌合戦 (1971年、NHK)
- 奇想天外歌合戦(1971年〜1972年、日本テレビ)- 2人で司会。
- 時間ですよ(第31回 - 第65回、TBSテレビ)
- へんしん!ポンポコ玉 第8話「ピンチ?ぴんちナノダ!」(1973年、TBSテレビ)- 怪盗ホワイト(玲児)、怪盗ブラック(敏江) 役
- こんばんは漫才デース(1974年、朝日放送)- 2人で司会。
- 日本沈没(1974年、TBSテレビ)第4話「海の崩れる時」-本人役
- 家族そろって三つの歌 (日本テレビ)- 家族で出演。
- お笑いネットワーク(日本テレビ)
- 秘密のデカちゃん 第20話「何がなんでも!猛烈女医の結婚宣言」(1981年、TBSテレビ) - すみれ(敏江)、岩造(玲児)役
- ザ・ハングマン 第40話「トルコ風呂密室殺人」(1981年、朝日放送) - 風俗嬢(敏江)とその客(玲児) 役
- バラエティー生活笑百科(NHK総合)- 2人で出演。
- ボキャブラ天国(フジテレビ) - 特番で1回のみ。番組内でのキャッチコピーは“ザ・グレートどつき”。
- 殿さま風来坊隠れ旅 第11話「渡る世間は泥棒ばかり」(1994年、ANB)
ラジオ
映画
- 座頭市御用旅(1972年1月15日公開、東宝)- 旅芸人夫婦 役
- ゾロ目の三兄弟 (1972年4月14日公開、東映)- 主人公の隣人 役
- 男はつらいよ 寅次郎物語(1987年12月26日公開、松竹)- 宿の女中 役
CM
Vシネマ
- DiGi mation 5 新桃太郎伝説 七夕の村は激戦区
エピソード
- どつき漫才で人気が出始めた頃、芸には厳しい古老の漫才の諸先輩(三遊亭小円・木村栄子等)から「あんなのは漫才ちゃう、あの後に出るわてらの身になってみなはれ」と厳しく叱責、いじめも多かったという。
- 表向き松竹芸能の漫才枠に入ってはいるが、その昔、事務所を解雇させられた玲児だけは、そのまま一時、フリーの身となる。
- 『上方演芸会』(NHKラジオ第1放送)の、とある地方での放送収録の際、漫才の最中に敏江がネタを忘れてしまった為、途中で中断し、正規な台本での漫才ができなかった。番組関係者に「再度の録音」を懇願したが、収録時間の関係等で受け入れられず、その後また「再度の録音」を懇願し、交通費等自費、ノーギャラで、別の「上方演芸会」の収録に独自に参加させてもらって録音をして貰い、正規の番組放送に編集して挿入し放送してもらった事がある。
- 北野武が『アウトレイジ』公開の際、某メディアにて『(映画のタイトルは)敏江・玲児じゃないよ』と発言。
- 小林信彦の『日本の喜劇人』第9章「大阪の影」の末尾に「久しぶりに、ぞくぞくさせられる芸人に出会った」と敏江のことが出てくる。
- 元タレント上岡龍太郎は『感心したのは正司敏江・玲児。あれを見たときには、あのコンビはいいなと。女を蹴飛ばしてね。きょうび(今どき)、家の中で女をどつく旦那がおらんようになった時代に、蹴るは、どつくは、引きずり廻すは、すばらしい意味で凄すぎるなと思った』と明かしている。
- ^ a b c d e f g 澤田隆治『上方芸能列伝』文藝春秋、1993年、191-203頁
- ^ 今日に至るまで、敏江は玲児を舞台上では「お兄ちゃん」もしくは「お兄さん」と呼んでいた。
- ^ 正司敏江・玲児の玲児が舞台復帰(サンケイスポーツ、2010年11月7日)
- ^ “どつき漫才の正司玲児さん死去”. ORICON STYLE. (2010年12月11日). オリジナルの2014年3月7日時点におけるアーカイブ。 2014年3月7日閲覧。
- ^ スポーツニッポン 大阪本社発行版・本紙、2010年12月11日付け
- ^ 公演情報 詳細 日本芸術文化振興会 (文楽劇場小ホール・2010年11月分)
- ^ “正司敏江さんが死去 享年81 脳梗塞のため”. ORICON NEWS (oricon ME). (2021年9月19日) 2021年9月19日閲覧。
- ^ “漫才師の正司敏江さん死去”. JIJI.COM (2021年9月19日). 2021年9月20日閲覧。
- ^ 野牡丹
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