尾島町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/16 00:34 UTC 版)
地理
町の南の縁を利根川が流れる。
隣接自治体
歴史
大和いもの産地であり、1970年代には約280haに及ぶイモ畑が町内に広がっていた。やわらかい土質のため、冬場のからっ風で土ぼこりが広範囲に巻き上がり、窓や戸の隙間から土ぼこりが侵入してくることが風物詩となっていた[1]。
町の中央、安養寺地区には、かつて日進化工・群馬工場が操業しヒドロキシルアミンを製造していたが、2000年6月10日に爆発事故を起こした。爆発音は太田市はもちろん近隣の伊勢崎市、桐生市、埼玉県熊谷市や深谷市と、30kmほど離れた前橋市や高崎市などにまで届き、従業員4名が死亡し、一般の町民には死者こそ出なかったものの、尾島町役場をはじめ近隣の建物に窓ガラスの破損などの甚大な被害をもたらした。なお現在工場跡地には名鉄運輸の太田支店が建っている。
尾島町は2005年3月28日に旧太田市、新田郡新田町、藪塚本町とともに太田市となったため3月27日に閉町した。
沿革
- 1889年4月1日 - 町村制施行に伴い、新田郡に尾島町・世良田村が誕生。
- 尾島町 ← 尾島村・亀岡村・堀口村・阿久津村・岩松村・押切村・備前島村・二ッ小屋村・武蔵島村・前島村・前小屋村・安養寺村・大舘村[2]
- 世良田村 ← 世良田村・小角田村・徳川村・出塚村・粕川村・上矢島村・西今井村・三ッ木村・女塚村・米岡村・平塚村・境村の一部
- 1957年11月1日 - 世良田村の一部世良田・小角田・徳川・粕川・出塚を尾島町が編入。
- 2005年3月28日 - 太田市・新田町・藪塚本町と合併し、新たに太田市となる。
- 2010年3月1日 - 太田市前小屋町の利根川南岸が埼玉県深谷市へ編入される。(越境合併)
町長
最終
先代
- 小出 由友(こいで よしとも)
- 在任期間:- 1995年
在任者
- 金井貢:1916年 -
以下の項目は太田市を参照のこと。
固有名詞の分類
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