宇宙刑事ギャバン ネット局

宇宙刑事ギャバン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/13 22:48 UTC 版)

宇宙刑事ギャバン』(うちゅうけいじギャバン)は、1982年3月5日から1983年2月25日まで、テレビ朝日系列で毎週金曜19時30分 - 20時(JST)に全44話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公が変身するヒーローの名称。


注釈

  1. ^ 書籍によっては、「グラニューム」と記述している[6]
  2. ^ 当時エキスプロダクションで造形を担当した前澤範は、『スパイダーマン』での失敗が活かされたことを語っている[16]
  3. ^ 他に「宇宙刑事ギャバンが、コンバットスーツを蒸着するタイムは、僅か0.05秒に過ぎない(以下同じ)」のバリエーションも。
  4. ^ 5話より。なおこのパターンは18話でも似た形で使われる。
  5. ^ 後にVシネマ『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』にてレーザーブレードオリジンと設定された。
  6. ^ 両手を開いて片方の膝を若干曲げる。
  7. ^ 資料によっては4,000 tと記載している[23][7]
  8. ^ 書籍によっては、超次元高速機ドルギランと記述している[6]
  9. ^ 書籍によっては、ドルファイアーと記述している[6]
  10. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では登場順にアルファベットをふる形で[45]、書籍『宇宙刑事大全』では出身星を併記する形で[46]それぞれ区別している。
  11. ^ マジックダブラーのブラックホールボックスに入ったポール一星の助手役のクラッシャーなど。
  12. ^ 蜂須賀は基地内のシーンを担当[58]。初期は補助の方が多かったと述べている[58]
  13. ^ 2班体制時に横山班で担当[59]
  14. ^ 大半の敵キャラクターのデザインは増尾が担当。ノンクレジットで板橋しゅうほう森野うさぎ野口竜も参加[63]
  15. ^ 音盤類の歌詞カードや山川啓介の作詞原稿には記載なし。
  16. ^ CD『宇宙刑事シリーズSONG COLLECTION』収録バージョンでは「ビーム!」は1回だけである。
  17. ^ 書籍『メタルヒーロー最強戦士列伝』では、同年放送のスーパー戦隊シリーズ『大戦隊ゴーグルファイブ』が安定した人気の定番作品となったことで、本作品は様々な新機軸を導入した挑戦的な作品になりえたものと評している[2]
  18. ^ 「ギンジロー」とも。由来は「銀色」とテニス選手「マッケンロー」から。当時の東映テレビ部に藤原銀次郎という人物がいたために使いづらくなり、没となった[12]
  19. ^ ただし、ジャン・ギャバンは「Gabin」、本作品のギャバンは「Gavan」と、ラテン文字表記は異なる。
  20. ^ 主人公の父の名がボイサーであることなど。
  21. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称をダブルマンAと記載している[45]
  22. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称をダブルマンBと記載している[45]
  23. ^ 4月2日は『春だ!一番ドラえもん祭り』放送のため休止。
  24. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称をダブルマンCと記載している[45]
  25. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称をダブルマンDと記載している[45]
  26. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称をダブルマンEと記載している[45]
  27. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称をダブルマンFと記載している[45]
  28. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称をダブルマンGと記載している[45]
  29. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称をダブルマンHと記載している[45]
  30. ^ シャコモンスター・オオマダコモンスター・ゴートモンスター。
  31. ^ 8月13日は『ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ』放送のため休止。
  32. ^ 第20話次回予告で第21話のタイトルコールも担当。
  33. ^ 1982年12月31日は『藤子不二雄スペシャル』放送のため休止。
  34. ^ 1月7日は『新春プロレススペシャル』放送のため休止。
  35. ^ 小林義明のペンネーム[81]
  36. ^ 同局において放送されたメタルヒーローシリーズは本作品のみ。その後富山県では、チューリップテレビビーロボカブタックテツワン探偵ロボタックが放送された。
  37. ^ 時折、当該時間帯でプロ野球・広島東洋カープ中継が行われる場合があった。その場合は、当該日の放送分は後日放送された。

出典

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  2. ^ a b 最強戦士列伝 2014, pp. 24–25, 「総論『ギャバン』とは何だったのか? SFブームが生んだニューヒーロー」
  3. ^ a b c d e 仮面俳優列伝 2014, pp. 209–221, 「第6章 現場に帰還した伝説のリアルヒーロー 20 大葉健二」(東映ヒーローMAX vol.37掲載)
  4. ^ 常識 2013, pp. 24–25, 「ギャバンに地球の友達はいるの?」
  5. ^ a b c 19話より。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l フィギュア王298 2022, pp. 14–21, 「宇宙刑事シリーズ メインキャラクター&メカニック紹介」
  7. ^ a b c d e f 年代記 2004, pp. 6–17, 宇宙刑事ギャバン
  8. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w gvsg 2012, pp. 58–59, 「メタルヒーロー クロニクル」
  9. ^ a b c 常識 2013, pp. 26–27, 「"蒸着"とはどういう意味?」
  10. ^ a b c d 最強戦士列伝 2014, pp. 16–17, 「宇宙刑事ギャバン」
  11. ^ フィギュア王298 2022, p. 60, 「宇宙刑事シリーズ ヒーローデザイン集」
  12. ^ a b c d e 年代記 2004, pp. 90–91, 吉川進インタビュー.
  13. ^ a b c d e f 仮面俳優列伝 2014, pp. 173–180, 「第5章 プレイヤーからアクション監督への転身 16 村上潤
  14. ^ a b c 全怪獣怪人 下 1990, pp. 416–417
  15. ^ a b 豪快演義 2012, p. 155, 「CROSS TALK in レインボー造形 前澤護×前澤まさる」
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  17. ^ a b c d e 大全 2000, pp. 10–13, 吉川進スペシャルインタビュー
  18. ^ 公式読本 2012, pp. 128–129, STAFF INTERVIEW_01 吉川進
  19. ^ 渡洋史の気ままなブログ「ニコニコ宇宙刑事・豆知識!」
  20. ^ a b 年代記 2004, pp. 81–83, 第五章 メタルヒーローの創造 大葉健二ロングインタビュー
  21. ^ 大全 2000, pp. 131–133, 前澤範スペシャルインタビュー
  22. ^ 大全 2000, p. 25.
  23. ^ 『ファンタスティック・コレクションNo.41「宇宙刑事ギャバン」』、朝日ソノラマ、1984年16頁。
  24. ^ a b c d 常識 2013, pp. 20–21, 「宇宙刑事ギャバンが多彩なメカニックを使う理由は?」
  25. ^ a b c d e f 最強戦士列伝 2014, pp. 20–21, 「ギャバンに登場したスーパーメカニック」
  26. ^ a b c d フィギュア王298 2022, pp. 58–59, 「INTERVIEW(3) 村上克司」
  27. ^ 第2話に登場。『隔週刊 メタルヒーローDVDコレクション No.7』 デアゴスティーニ 2023年6月6日 雑誌 36901-6/6 9頁 
  28. ^ a b 2話のみ使用。
  29. ^ a b 年代記 2004, pp. 88–89, PLEXインタビュー.
  30. ^ a b 最強戦士列伝 2014, pp. 22–23, 「ギャバンが立ち向かう悪の組織とは?」
  31. ^ a b c d e f g h 常識 2013, pp. 22–23, 「宇宙犯罪組織マクーが地球を狙う目的は?」
  32. ^ 全怪獣怪人 下 1990, p. 422.
  33. ^ LD VOL.1の解説。
  34. ^ 『ファンタスティック・コレクションNo.41「宇宙刑事ギャバン」』、朝日ソノラマ、1984年 23頁。
  35. ^ a b 大全 2000, p. 34.
  36. ^ a b 奇怪千蛮 2017, p. 5
  37. ^ a b c d e 奇怪千蛮 2017, pp. 97–99, 取材・構成 大黒秀一「DESIGNER INTERVIEW_01 増尾隆幸」
  38. ^ 公式読本 2012, p. 55.
  39. ^ a b c d e 奇怪千蛮 2017, p. 6
  40. ^ 大全 2000, p. 35.
  41. ^ 奇怪千蛮 2017, p. 100, 取材・執筆 秋田英夫「DESIGNER INTERVIEW_02 板橋しゅうほう」
  42. ^ 『ファンタスティック・コレクションNo.41「宇宙刑事ギャバン」』、朝日ソノラマ、1984年 23-24頁。
  43. ^ a b 奇怪千蛮 2017, p. 7
  44. ^ 宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』劇場パンフレット
  45. ^ a b c d e f g h i 全怪獣怪人 下 1990, p. 427
  46. ^ 大全 2000, pp. 38–39, マクーモンスター指名手配書.
  47. ^ 特撮全史 2020, pp. 14–15, 「宇宙刑事ギャバン」
  48. ^ 大全 2000, p. 36.
  49. ^ a b c d e f g 奇怪千蛮 2017, pp. 100–101, 取材・執筆 安藤幹夫「DESIGNER INTERVIEW_03 赤坂哲朗」
  50. ^ a b 「スーパー戦隊制作の裏舞台 横田誠」『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀』《1990 地球戦隊ファイブマン講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2019年4月25日、33頁。ISBN 978-4-06-513711-6 
  51. ^ a b 「スーパー戦隊制作の裏舞台 村上潤」『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀』《1995 超力戦隊オーレンジャー講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2019年4月10日、33頁。ISBN 978-4-06-513710-9 
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  53. ^ 宇宙刑事シャリバン』Blu-ray BOX特典映像
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  57. ^ 大全 2000, p. 174.
  58. ^ a b c 仮面俳優列伝 2014, pp. 37–46, 「第2章 昭和から平成へ仮面の下のイノベーション 03 蜂須賀祐一」(東映ヒーローMAX vol.33掲載)
  59. ^ a b c 仮面俳優列伝 2014, pp. 191–198, 「第5章 プレイヤーからアクション監督への転身 18 石垣広文
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  63. ^ 奇怪千蛮 2017, p. 4, 「宇宙刑事ギャバン」
  64. ^ a b 最強戦士列伝 2014, pp. 100–105, 「COLUMN VOL.2 メタルヒーロー音盤商品グラフィティ」
  65. ^ 宇宙刑事ギャバン ベストヒット曲集&オリジナル・サウンドトラック(2002年、コロムビアミュージックエンタテインメント COCX-32031/2)
  66. ^ フィギュア王298 2022, pp. 32–33, 「INTERVIEW(2) 串田アキラ」
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  68. ^ 下田麻美の超ラジ!Girls第33回(2009年5月18日放送)、東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー 第3回(2012年10月19日放送)[出典無効]
  69. ^ 宇宙船178 2022, p. 70, 「[インタビュー]串田アキラ
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  73. ^ 全怪獣怪人 下 1990, pp. 417–418.
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  78. ^ 『ロボット&ヒーローCOMIXスーパーガイド』白夜書房、23頁。ISBN 4-89367-601-6 
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  81. ^ 公式読本 2012, p. 60.
  82. ^ 日刊スポーツ』1982年10月1日付テレビ欄。
  83. ^ 河北新報』1982年4月6日 - 5月25日付朝刊テレビ欄。
  84. ^ 福島民報』1982年3月5日 - 1983年2月25日付朝刊テレビ欄。
  85. ^ 『日刊スポーツ』1982年3月9日 - 3月22日付テレビ欄。
  86. ^ 北國新聞』1983年8月5日付朝刊、テレビ欄。
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  88. ^ 『北國新聞』1982年6月2日付朝刊、テレビ欄。
  89. ^ 『北國新聞』1982年6月3日付朝刊、テレビ欄。
  90. ^ 『宇宙刑事大全 ギャバン・シャリバン・シャイダーの世界』、双葉社、2000年 69-70頁。

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