夕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/02 07:09 UTC 版)
生物との関連
生物の側からは、昼間の生物と夜の生物の入れ替わりがある。
例えば、カラスやムクドリなどの鳥はねぐらに帰り、コウモリが出てくる。セミが鳴きやみ、コオロギが鳴き出す。ネムノキの葉は閉じ、カラスウリの花が開く。
また、セミのヒグラシの名の由来は、夕(日暮)が由来とも言われる。
気象庁の予報用語
気象庁では、混乱や誤解を避けるため、天気予報などで用いる用語を定めている。予報用語では、「夕方」は15時から18時の時間を指しており[1]、季節によって変動する日没時刻とは関係しない定義である[注釈 1]。このため、一般に「日の暮れ頃」を指す「夕方」とは多少のずれがある[2]。
また、「午後」という語は、一般に「正午から日没まで」を指して用いることもあるが[3]、予報用語では「午後」は12時から24時までを指す語であるため、「午後から夕方にかけて」という表現は用いず、「昼過ぎから夕方にかけて」と表現する[2]。
18時から21時については「夜のはじめ頃」と呼ぶ[1]。かつては予報用語として「宵のうち」が用いられたが、「宵」がもっと遅い時間を指す理解があるとして、2007年の用語改正によって「夜のはじめ頃」に改められた[4][5][6]。
気象庁の時間細分(府県天気予報の場合) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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他に、0時 - 9時と18時 - 24時を合わせて「朝晩」、0時 - 9時と15時 - 18時を合わせて「朝夕」と呼ぶ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
外部リンク:一日の時間細分の用語 / 時間細分図(気象庁) |
脚注
注釈
出典
- ^ a b “1日の時間細分図(府県天気予報の場合)”. 2022年6月9日閲覧。
- ^ a b c “時に関する用語”. 2022年6月9日閲覧。
- ^ “午後”. デジタル大辞泉. 2022年6月10日閲覧。
- ^ “予報用語の改正について 平成19年3月29日” (2007年3月29日). 2022年6月9日閲覧。
- ^ “「宵のうち」という時間帯を知っていますか?”. ウェザーニュース. 2022年6月10日閲覧。
- ^ “- 宵のうち…は何時頃のこと?情趣ある言葉が消えてゆく?-”. テレビ朝日. 2022年6月10日閲覧。
夕と同じ種類の言葉
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