北九州高速4号線 北九州高速4号線の概要

北九州高速4号線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/15 01:37 UTC 版)

北九州高速道路
北九州高速4号線
路線延長 31.8km
開通年 1958年 - 1979年
起点 福岡県北九州市門司区
春日出入口
終点 福岡県北九州市八幡西区
八幡IC
接続する
主な道路
記法
E2A関門自動車道
1号線
5号線
E3九州自動車道
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

概要

門司区の春日出入口を起点とする。門司区・小倉北区八幡東区八幡西区を縦貫し、八幡西区の八幡ICに至る。金剛出入口から九州自動車道の八幡ICに接続しており、春日・大里出入口間で関門自動車道・九州道の門司ICに接続している。

路線自体は元々、旧日本道路公団管理の一般有料道路・「北九州道路」(春日~黒崎国道3号バイパス)および「北九州直方道路」(黒崎~馬場山国道200号バイパス)として建設され、1979年に全線開通し両道路が接続したもので、九州道の門司IC~八幡ICの供用開始以前は、門司IC・八幡ICどちらにも当該道路にて接続していることから、都市間高速道路としての役割も担っていた。北九州道路と北九州直方道路は、本来別々の有料道路だったが、物理的に連結していたことから、1986年9月1日以降、両道路を一つの道路とみなして料金を徴収する関連道路プール制(通称・北九州プール)が適用された[1]

1991年3月31日、両道路が日本道路公団から福岡北九州高速道路公社に譲渡され、北九州高速4号線となり、北九州都市高速のネットワークに組み込まれた。この時点で管理者が変更されたため、国道3号・国道200号の指定から外されている。

こうした歴史的経緯から、この道路には、ほかの都市高速道路の路線とは異なる点が多い。目立ったものは以下の通り。

  • 最高速度は、春日~黒崎間(旧・北九州道路)は他路線と同じ60km/h規制だが、黒崎~馬場山間(旧・北九州直方道路)は80km/h規制である。
  • 出入口は、富野足立出入口がフルIC形式で代用される)、馬場山・金剛(終点付近)を除き、両方面に接続しているフルIC形式のものである。
  • 国道3号・国道200号のバイパス道路として建設された経緯から丘陵地帯が多く、山地部を通行するため、トンネルも多い。
  • パーキングエリアが、上り線・下り線各1箇所ずつ用意されている(上り線:富野PA、下り線:山路PA)。

接続高速道路


  1. ^ 「関連道路プール制」高速道路制度あれこれ ―法制度・料金制度関連用語集― (PDF) (公益財団法人高速道路調査会2013年3月発行、同年6月14日閲覧)
  2. ^ 堂上 幸男・赤沢 英明・多宝 徹「自動車専用道におけるトンネルの活線拡張 -大蔵トンネル拡張工事-」『建設の機械化』第619巻、一般社団法人日本建設機械施工協会、2001年、 9-15頁。
  3. ^ a b 都市高速への入口『金剛入口』3月4日開通!!〜新北九州空港へのアクセスが向上〜 (PDF)”. 国土交通省北九州国道事務所 (2006年1月27日). 2014年2月5日閲覧。
  4. ^ 高速道路の通行止め解除について - 国土交通省九州地方整備局、2018年7月10日
  5. ^ 北九州高速4号線 トンネルAMラジオ再放送のサービス終了について福岡北九州都市高速道路公社
  6. ^ 令和2年度全国道路・街路交通情勢調査の延期について (PDF)”. 国土交通省 道路局 (2020年10月14日). 2021年5月12日閲覧。


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