出光興産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 04:00 UTC 版)
出光興産株式会社(いでみつこうさん、英: Idemitsu Kosan Co., Ltd.)は、東京都千代田区に本社を置く日本の企業。日経平均株価の構成銘柄の一つ[3]。
注釈
- ^ a b なお、ENEOSの店舗の中には既に山形県天童市に同名のスタンドが存在している[9] 。
- ^ これらのブランドロゴとは別に正三角形の中に「SI」の文字を入れた社章も存在する。
- ^ なお、帝劇本社と同じく帝劇ビル(国際ビルヂング)に入居している出光美術館については出光興産の移転・集約時点では特に移転等の発表はない(後に帝劇本社のあったフロアにアポロリンク[20] をはじめとするグループ企業の一部が移転している。)。一方、台場オフィス(旧昭和シェル石油本社)のあった台場フロンティアビルに入居していたシェルミュージアムについては、2020年11月頃閉館した。
- ^ 使用時期によって文頭に「つぎの活気へ。」もしくは「便利倍増計画」のキャッチコピーが入る。
- ^ CMのサウンドロゴは「ほっと、もっと、きっと、出光」である。
- ^ 石油を国有化しイギリスと係争中のイランから、日章丸二世(1万9千重量トン)がアバダンよりガソリンと軽油を満載し、川崎へ入港。英国アングロ=イラニアン石油会社(旧アングロ=ペルシャン石油会社、BPの前身)は積荷の所有権を主張し、東京地裁に提訴したが、出光の勝訴が決定した。その後のイランとの国交を深める鍵となる。
- ^ この建造についてのエピソードはNHKのプロジェクトXでも紹介された。
- ^ 1970年(昭和45年)ごろまで発売していた。
- ^ 石油各社は7月以降に順次発売していたが、出光興産は創業記念日に合わせて先行発売していた。世界初の無鉛100オクタンガソリンでもあった。
- ^ レギュラーガソリンでは珍しくブランド名がつけられている。
- ^ ウルトラマンシリーズの一つであるウルトラマンゼアスが映画化されると(CMキャラクターを務めるとんねるずが、隊員役として出演した)、以後の出光のCMにウルトラマンゼアスやカネゴン等のウルトラ大怪獣が度々出演するようになった。
- ^ スペルは「ZEARTH」。Zenith(頂点)とEarth(地球)を合わせた造語である。
- ^ 当初、同社の手落ちとも報じられたが、長周期の揺れによりタンクの浮き天井が落ちたことが判明。その後、静電気により発火したとされる。
- ^ ただし、一部のSSでは変更されず、2021年現在でもそのままだった。
- ^ 伊予灘を震源とする地震で常圧蒸留装置などが緊急停止したが、再稼働に時間が必要なため、予定の31日より早く精製を終えた[29]。そのため、精製終了と製油所という名称の終了時期が結果としてずれることになった[29]。
- ^ ヘッダー部分の「出光昭和シェル 出光興産株式会社」をアポロマークと「idemitsu」に変更。
- ^ 公式サイト内 シェルSS 以下のページや、パートナー企業のSSアルバイトおよび大型ドライバー求人情報サイト内のシェルブランドページのみ旧ヘッダー(「出光昭和シェル」表記)を使用。
- ^ なお、報道ではシェルの要素はデザインに盛り込まれていないとされている[8] が、「プリズムライン」と称するレッドからイエローのグラデーション[11] のイエローの色や「apollostation」の「apollo」の部分(および2020年(令和2年)7月刷新の「idemitsu」)のロゴタイプのフォントはシェルのものに類似している。
- ^ ただし、一部相互利用対象外のカードがあり、apollostationへの転換後でも転換前の店舗ブランドによって利用・発券できるカードに差異が当面残る[52]。
- ^ シェルルブリカンツジャパンより供給される(シェルブランドエンジンオイルの問い合わせ先の電話番号はシェルルブリカンツジャパンになっている)。
- ^ ただし、「HELIX」については会見における質疑応答において、将来的には併売化されると示唆されている[7]。同様の例はエッソ・モービル・ゼネラルがENEOSに統合された後にモービル1がENEOSブランドのエンジンオイルと併売化されたというものがある(ただし、こちらは2022年(令和4年)3月31日で終了しカー用品店向けに一本化)。一方、「HELIX」も2022年(令和4年)7月からカー用品店向け専用商品が発売されている[53]。
- ^ ただし、同日より楽天ポイント、Ponta、dポイントのいずれも基本的には現金およびキャッシュプリカ決済時のみ付与対象となり、クレジットカード決済時の付与対象は各ポイントカード機能を持つカードで決済する場合か、旧EasyPayを含むDrivePayおよびモバイルDrivePayにポイントカードを登録している場合に限られる[68]。
- ^ 中央シェル石油販売株式会社(旧昭和シェル系)を2023年4月1日に出光リテール販売株式会社に吸収合併。
- ^ 出光興産の本社集約移転に伴い同様に移転[46]。
- ^ エスアイエナジー株式会社(従前より出光系)とリーフエナジー株式会社(旧昭和シェル系)が2021年10月1日に合併。
- ^ アポロリンク株式会社(旧:アポロリテイリンク株式会社、従前より出光系)と株式会社ライジングサン(旧昭和シェル系)が2020年10月1日に合併。
- ^ かつて、アポロサービス時代にスキッドガード(SKID GUARD)と呼ばれた出光オリジナルのタイヤ(5万キロ磨耗保証付・アメリカ製)を販売していた事がある。アポロリテイリング時代になってから発売されたデュラン ミューテック(DURAN MU:TECH)やビジーバン(BUSY VAN)、およびアポロリンクになってからのゼリオズタイヤシリーズは横浜ゴムのOEM。アポロリンクになってからは旧ライジングサン扱いの製品も取り扱うが合併時点では取り扱いSSはブランドに依存する。
- ^ 厳密には当社のグループ企業では無いが、昭和24年春に出光興産の全国第一号特約店になったと会社案内に記載されている。
- ^ クウェート国際石油(クウェート石油公社の子会社)との折半出資。Q8はクウェート石油グループのブランド。
- ^ 海賊とよばれた男(2012年7月 講談社【上・下】)
出典
- ^ “株式の状況”. 出光興産株式会社 (2022年3月31日). 2022年7月9日閲覧。==
- ^ a b c d e f “2022年3月期 有価証券報告書” (PDF). 出光興産株式会社 (2022年6月23日). 2022年7月9日閲覧。
- ^ 構成銘柄一覧:日経平均株価 Nikkei Inc. 2021年10月8日閲覧。
- ^ a b c 古賀大己、寺西和男(2015年7月31日). “石油需要減、再編後押し 出光・昭和シェル統合合意 ブランド当面維持”. 朝日新聞(朝日新聞社)
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- ^ 出光興産 会社概要 -(2019年5月21日閲覧)
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- ^ “アポロステーション - アポロステーションは山形県総合運動公園すぐそば!お車のことなら何でもご相談ください!”. 2023年1月25日閲覧。
- ^ a b c d “当社ブランド(コーポレート及びSS)を刷新”. 出光興産. (2020年6月19日)
- ^ a b c d “新SSブランド「apollostation」導入に伴い、SS塗装等に新VIデザインを展開”. 出光興産. (2020年11月24日)
- ^ “出光給油所、ブランド一新:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞. (2020年6月20日)
- ^ 第1717472号・第3030797号・第4864802号・第5319566号
- ^ “潤滑油製品パッケージ(ドラム容器、ペール容器)変更に関するご連絡”. 出光興産. (2023年11月28日)
- ^ “出光、給油所ブランド刷新 旧昭シェルと21年統合”. 日本経済新聞 (2020年3月16日). 2020年3月18日閲覧。(有料会員限定記事)
- ^ “出光、背水のブランド統一 生活サービス拠点へ転換”. 日本経済新聞 (2020年3月17日). 2020年3月18日閲覧。(有料会員限定記事)
- ^ “「シェル」の看板もついに... 「エッソ」「モービル」に続き、とうとう消える「外資系」ブランドGS”. Yahoo!ニュース (2020年8月22日). 2020年8月25日閲覧。
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- ^ “【移転】出光昭和シェルがOtemachi One タワーに”. 日経不動産マーケット情報 (日経BP). (2019年11月5日)
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- ^ a b c d e 出光クレジット. “沿革”. 2024年1月2日閲覧。
- ^ 出光発祥 門司に記念碑 初荷の写真添え 創業100年を記念 (2009年(平成21年)9月30日 西日本新聞)
- ^ 2015年度に再生エネで1.46億kWhを目指す出光、太陽光はまず門司から
- ^ 出光初のメガソーラーが運転を開始
- ^ 姫路発電所(メガソーラー)運転開始について
- ^ a b 角田要(2014年3月30日). “「海賊とよばれた男」の舞台に幕 出光・徳山製油所”. 朝日新聞(朝日新聞社)
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- ^ “ロイヤル・ダッチ・シェルからの昭和シェル石油株式会社の株式(33.3%議決権比率)の取得に関するお知らせ”. 出光興産. (2015年7月30日)
- ^ 出光、昭和シェルと経営統合へ 33.3%出資、筆頭株主に
- ^ “ロイヤル・ダッチ・シェルからの昭和シェル石油株式会社の株式取得完了のお知らせ”. 出光興産. (2016年12月19日)
- ^ 出光創業家が合併阻止を狙って"奇策"
- ^ “経営統合に関する合意書の締結のお知らせ”. 出光興産. (2018年7月10日)
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- ^ 会社合併に関するお知らせ アポロリテイリング株式会社 2020年9月14日[リンク切れ]
- ^ 株式会社ライジングサン保険事業の出光保険サービス株式会社への事業移管について 出光保険サービス株式会社 2020年7月28日
- ^ 2021年4月、出光興産の新SSブランド「apollostation」で「Ponta」導入 「出光SS」「シェルSS」合わせ、約6,400カ所でPontaがたまる・つかえる - ロイヤリティマーケティング 2020年11月24日(2020年11月24日閲覧)
- ^ 楽天ペイメント、「シェルサービスステーション」「apollostation」 への共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」導入について出光興産と合意 - 楽天ペイメント 2020年11月24日(2020年11月24日閲覧)
- ^ 【出光&シェル】2021年4月「apollostation」誕生でどう変わる?カード・ポイント・決裁ツール 相互利用スタートのまとめ | 札幌アポロ株式会社
- ^ “乗用車用エンジンオイル『シェル ヒリックス』 新シリーズ発売”. シェルルブリカンツジャパン. (2022年8月9日)
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- ^ “BASF出光株式会社の合弁契約解消と石油化学製品1,4-ブタンジオール事業の撤退のお知らせ”. 出光興産. (2020年8月19日)
- ^ “出光、ガソリンスタンド新ブランド「apollostation」のクレジットカード発行。EasyPay/DrivePayの相互乗り入れも”. トラベルWatch. (2020年11月24日) 2022年7月1日閲覧。
- ^ “出光ライオンコンポジット株式会社の株式譲受及び合弁解消に関するお知らせ”. 出光興産. (2020年12月25日)
- ^ “株主構成ならびに社名(商号)変更に関するお知らせ”. 出光ライオンコンポジット. (2021年4月1日)
- ^ “カーケア商品 新プライベートブランド「ZERIOUS」誕生”. 出光興産. (2021年7月30日)
- ^ “カーケア商品 新プライベートブランド「ZERIOUS」誕生”. アポロリンク. (2021年7月30日)
- ^ “出光興産株式会社による株式会社エス・ディー・エス バイオテックの完全子会社化に関する株式交換契約締結(簡易株式交換)のお知らせ”. 出光興産、エス・ディー・エス バイオテック. (2021年5月11日)
- ^ 出光エナジーソリューションズ株式会社の発足について 出光興産株式会社 2021年10月1日
- ^ “「シェル美術賞」を「Idemitsu Art Award」に改称”. 出光興産. (2022年3月29日)
- ^ “愛知製油所の名称を「愛知事業所」へ変更、開所式を開催 ~石油化学製造設備の譲受完了、1事業所2地区体制での一体運営を開始~”. 出光興産. (2022年10月4日)
- ^ “会社統合のご案内”. 出光リテール販売. (2023年3月7日)
- ^ “廃棄するユニフォームなどをリサイクルした素材で生産するapollostationユニフォームの販売を開始 ~伊藤忠商事の推進する「RENUプロジェクト」に参加し、循環型社会の実現に貢献~”. 出光興産. (2024年2月29日)
- ^ “出光興産「apollostation」でdポイントの利用が可能に! ~dポイントサービス開始を記念してキャンペーンも開催~”. 出光興産. (2024年2月16日) 2024年2月19日閲覧。
- ^ “共通ポイント付与対象のお知らせ”. 出光興産. 2024年3月11日閲覧。
- ^ 出光興産は出光Q8ペトロリアムを通じて、ベトナムで外資として初めてのSS事業を開始します。 出光興産ニュースリリース(2017年10月2日)
- ^ YUKIE (2010年6月11日). “活躍中!!”. コメットの日記. 2013年2月24日閲覧。 “『出光興産』さんのCMです 弊社コメットのスタッフ 似内千穂ちゃんです”
- ^ “八幡朋昭 プロフィール”. YOUGO OFFICE. 2013年2月17日閲覧。
- ^ 満鉄用の凍結しない車軸油の開発 - 出光社史(沿革)(2016年9月8日閲覧)
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