ルクレティウス ルクレティウスの概要

ルクレティウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 16:45 UTC 版)

De rerum natura, 1570

思想

エピクロスの宇宙論を詩の形式で解説。説明の付かない自然現象を見て恐怖を感じ、そこに神々の干渉を見ることから人間の不幸が始まったと論じ、死によってすべては消滅するとの立場から、死後の罰への恐怖から人間を解き放とうとした。6巻7400行からなる六歩格詩事物の本性について英語版』(ラテン語: De rerum natura[1])を著して唯物論的自然哲学と無神論を説いた。

影響

ルクレティウスの著作は長い間知られていなかった。1417年にイタリアの人文主義者ポッジョ・ブラッチョリーニによって、ドイツの修道院で『事物の本性について』の写本が再発見された[2]。同書はルネサンス期の思想に大きな影響を与え、原子論が発展する原動力となった。

日本語訳

参考文献




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