ラウラ・レピスト ラウラ・レピストの概要

ラウラ・レピスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/21 10:09 UTC 版)

ラウラ・レピスト
Laura LEPISTÖ
2009年欧州選手権の表彰台で
選手情報
生年月日 (1988-04-25) 1988年4月25日(34歳)
代表国  フィンランド
出生地 ウーシマー県 エスポー
身長 164 cm
体重 52 kg
元コーチ Virpi Horttana[1]
元振付師 Maria McLean
Miia Nirhamo
所属クラブ Espoo Jäätaiturit
開始 1992
引退 2012年
ISUサイト バイオグラフィ
ISU パーソナルベストスコア
合計スコア 187.97 2010 バンクーバー五輪
ショート 64.30 2010 世界選手権
フリー 126.61 2010 バンクーバー五輪
獲得メダル
フィギュアスケート
世界選手権
2010 トリノ 女子シングル
欧州選手権
2008 ザグレブ 女子シングル
2009 ヘルシンキ 女子シングル
2010 タリン 女子シングル
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人物

エスポー出身[1]アクセルフリップを除く4種類の3回転ジャンプを跳ぶことができる。3回転トウループ-3回転トウループのコンビネーションジャンプにも成功している。

2014年2月に恋人の男性と婚約。2015年7月11日にヘルシンキのセント・ジョンズ教会で挙式を執り行った[2]

経歴

2006-2007シーズン前半は怪我のため欠場が続いたが、復帰戦のフィンランド選手権で銀メダルを獲得する。しかし、シニアの国際大会への出場経験がなかったため、3枠あった欧州選手権に選出されずに補欠とされた。

2007-2008シーズンからシニアに上がった。ISUグランプリシリーズ スケートカナダショートプログラムで、競技会では自身初めてとなる3回転トウループ-3回転トウループに成功するなど会心の演技で首位に立った[1]

2008-2009シーズン、自国開催の欧州選手権では、前年度大会優勝者のカロリーナ・コストナーを抑え、フィンランドに初めて金メダルをもたらした。

2009-2010シーズン、バンクーバーオリンピックにて自己ベストを記録し、6位入賞。世界選手権ではフィンランドの女子シングル選手として初めのメダルである、銅メダルを獲得した。

2010-2011、2011-2012シーズン、怪我のため全試合を欠場。2012年2月に、北朝鮮の平壌で金正恩の後継者就任と金正日総書記の生誕日を祝うアイスショーに出演し規約に触れるかどうかで物議を醸した。直後の3月、競技引退を表明した[3]

2012年10月5日に行われた第1回メダルウィナーズ・オープンに出場。6名中5位となった。

主な戦績

大会/年 2002-03 2003-04 2004-05 2005-06 2006-07 2007-08 2008-09 2009-10
冬季オリンピック 6
世界選手権 8 6 3
欧州選手権 3 1 2
フィンランド選手権 1 J 5 1 J 4 2 1 2 1
GPNHK杯 5 5 5
GPスケートカナダ 7 3
GP中国杯 3
フィンランディア杯 4 2 2
ネーベルホルン杯 3 2
ノルディクス 3 J 3 J 2 J 2 J 2
世界Jr.選手権 9 7
JGPリベレツ 5
JGPアンドラ杯 3
JGPソフィア杯 12 4
JGPハルギタ杯 9
JGPベオグラード・スパロー 1
JGPクロアチア杯 8
ワルシャワ杯 1 J 1 J
ガルデナスプリング杯 2 J

詳細

2009-2010 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2010年3月22日-28日 2010年世界フィギュアスケート選手権トリノ 3
64.30
6
114.32
3
178.62
2010年2月12日-28日 バンクーバーオリンピックバンクーバー 10
61.36
4
126.61
6
187.97
2010年1月18日-24日 2010年ヨーロッパフィギュアスケート選手権タリン 3
62.96
3
103.41
2
166.37
2009年12月18日-20日 フィンランドフィギュアスケート選手権ユヴァスキュラ 1
61.55
2
106.24
1
167.79
2009年11月19日-22日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダキッチナー 4
55.74
2
102.78
3
158.52
2009年11月5日-8日 ISUグランプリシリーズ NHK杯長野 4
53.64
4
98.55
5
152.19
2009年10月8日-11日 2009年フィンランディア杯ヴァンター 6
53.45
2
100.88
2
154.33
2009年10月3日-日 2009年ジャパンオープンさいたま - 2
110.86
1
団体
2008-2009 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2009年3月23日-29日 2009年世界フィギュアスケート選手権ロサンゼルス 6
59.66
7
110.41
6
170.07
2009年1月19日-25日 2009年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ヘルシンキ 1
56.62
2
110.70
1
167.32
2008年12月19日-21日 フィンランドフィギュアスケート選手権ヘルシンキ 1
55.36
2
94.98
2
150.34
2008年11月29日-30日 ISUグランプリシリーズ NHK杯国際フィギュアスケート競技大会東京 3
59.14
4
99.71
5
158.85
2008年11月5日-9日 ISUグランプリシリーズ 中国杯北京 3
58.60
3
100.82
3
159.42
2008年10月9日-12日 2008年フィンランディア杯ヴァンター 2
57.98
3
95.82
2
153.80
2008年9月25日-28日 2008年ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 2
55.04
2
99.17
2
154.21
2007-2008 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2008年3月17日-23日 2008年世界フィギュアスケート選手権ヨーテボリ 21
45.41
7
101.85
8
147.26
2008年1月21日-27日 2008年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ザグレブ 3
56.96
3
108.69
3
165.65
2007年12月8日-9日 フィンランドフィギュアスケート選手権ラウマ 2
59.02
1
105.74
1
164.76
2007年11月29日-12月2日 ISUグランプリシリーズ NHK杯仙台 6
54.48
5
91.10
5
145.58
2007年11月1日-4日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダケベックシティ 1
59.18
9
88.51
7
147.69
2007年10月12日-14日 2007年フィンランディア杯ヴァンター 4
52.62
3
99.53
4
152.15
2007年9月27日-30日 2007年ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 3
50.41
3
90.66
3
141.07
2006-2007 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2007年2月26日-3月4日 2007年世界ジュニアフィギュアスケート選手権オーベルストドルフ 12
43.19
5
86.53
7
129.72
2006年12月8日-10日 フィンランドフィギュアスケート選手権ミッケリ 2
52.69
3
90.02
2
142.71
2006年11月17日-19日 2006年ワルシャワ杯 ジュニアクラス(ワルシャワ 2
36.14
1
79.45
1
115.59
2006年10月19日-22日 ISUジュニアグランプリ リベレツリベレツ 13
36.46
5
74.54
5
111.00
2005-2006 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2006年3月6日-12日 2006年世界ジュニアフィギュアスケート選手権リュブリャナ 7
67.92
8
44.24
9
76.81
9
121.05
2005年12月10日-12日 フィンランドフィギュアスケート選手権タンペレ - 4
48.35
4
79.92
4
128.27
2005年9月29日-10月2日 ISUジュニアグランプリ ソフィア杯ソフィア - 4
44.70
4
77.64
4
122.34
2005年9月7日-11日 ISUジュニアグランプリ アンドラ杯アンドラ - 4
43.69
3
76.97
3
120.66
2004-2005 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2004年12月18日-19日 フィンランドフィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(オウル 2
41.62
1
83.52
1
125.14
2004年10月12日-17日 ISUジュニアグランプリ ハルギタ杯ミエルクレア=チュク 10
36.51
7
71.36
9
107.87
2004年9月22日-25日 ISUジュニアグランプリ ベオグラード・スパローベオグラード 3
41.82
1
78.89
1
120.71
2003-2004 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2004年1月3日-4日 フィンランドフィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(ヴァンター 5 5 5
2003年10月22日-26日 ISUジュニアグランプリ クロアチア杯ザグレブ 8 9 8
2003年9月11日-13日 ISUジュニアグランプリ ソフィア杯ソフィア 14 11 12

  1. ^ a b c d e 『フィギュアスケートDays Plus 2008-2009女子シングル読本』ダイエックス出版、2008年9月、pp.84-85
  2. ^ Vau, mikä morsian! Laura Lepistö meni naimisiin
  3. ^ Former European champion Laura Lepisto calls it a career after injuries
  4. ^ 「2007NHK杯レポート」『フィギュアスケートDays vol.5』DAI-X出版、2008年2月、pp.46-57


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