マイクロフォーカス マイクロフォーカスの概要

マイクロフォーカス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/06 00:28 UTC 版)

Micro Focus International plc
種類 株式会社
市場情報 LSEMCRO
NYSEMFGP
本社所在地 イギリス
ニューベリーバークシャー
設立 1976年
業種 コンピュータソフトウェア
事業内容 ソフトウェアの開発、製造、販売、保守
代表者 Kevin Loosemore (Chairman of the board), Stephen Kelly (CEO)
従業員数 850
外部リンク http://www.microfocus.com/
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マイクロフォーカス合同会社
Micro Focus LLC
種類 合同会社
本社所在地 日本
107-6219
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー 19F
設立 1984年12月1日
業種 コンピュータソフトウェア
事業内容 多種多様なコンピュータに対応するCOBOLコンパイラおよび開発支援ツールの設計、開発、販売、保守
代表者 職務執行者 田島 裕史
外部リンク http://www.microfocus.co.jp/
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マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社
Micro Focus Enterprise Ltd
種類 株式会社
本社所在地 日本
107-6219
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー 19F
設立 2016年10月
業種 コンピュータソフトウェア
事業内容 エンタープライズソフトウェアおよびクラウドサービスの開発、販売、コンサルティング、 保守、教育
代表者 代表取締役社長 田島 裕史
外部リンク www.microfocus-enterprise.co.jp
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2016年ヒューレット・パッカード・エンタープライズソフトウェア部門の合併により、世界最大級のソフトウェア専業会社となった。新しい合併会社は、DevOps、ハイブリッドIT、セキュリティとリスク管理、および予測分析を含む重要分野におけるエンタープライズスケールのソリューションの提供を通じ、企業や組織の複雑な技術上の問題解決を支援する。

歴史

1976年 設立[1]1983年にはMicro Focus Groupとなり[1]、初期にはCOBOL言語の開発ツールに集中した。

1984年 日本法人であるマイクロフォーカス株式会社を設立。

1998年 Intersolv Inc社を買収し[2]、事業を統合して社名をメラント株式会社(Merant)に改名[1]。しかし2001年には業績が悪化し、社名を再びMicro Focus (Micro Focus International) に改名した[3]2005年ロンドン証券取引所に上場[4]

2005年2月 Microsoft Visual Studioを基盤とした開発環境の提供、9月、Linux対応製品の拡大、更に2006年11月、COBOL製品群のEclipseサポートを発表。

2007年からは企業買収が本格化。

  • 2007年5月 Acucorpの買収を発表
  • 2008年5月 NetManageの買収を発表
  • 2008年12月 Relativity Technologiesの買収を発表[5]
  • 2009年5月6日 7500万ドルでのボーランドの買収合意を発表[6][7][8][9]
  • 2009年5月6日 Compuware CorporationのTesting/ASQ部門の買収を発表[10]
  • 2014年9月15日 The attachmate Group と合併を発表[11]
  • 2016年5月2日 Serena Softwareの買収を完了[12]
  • 2016年9月7日 ヒューレット・パッカード・エンタープライズのソフトウェア部門を買収することを発表[13]
  • 2019年3月12日 セキュリティ分析ソフトウェアベンダーのIntersetの買収を完了[14]

2022年8月25日 オープンテキストがマイクロフォーカスの買収を発表、2023年1月31日に買収完了[15]

2023年12月1日 Rocket SoftwareがオープンテキストのAMC部門の買収を発表[16]

製品

分散システムを含めた幅広いプラットフォームで稼動するCOBOLコンパイラであるMicro Focus COBOLシリーズは有名であり、レガシーマイグレーション用にも広く使われた。

現在では以下製品などがある。

  • Visual COBOL - Windows版はEclipse/Visual Studioの統合環境を使ったCOBOL開発環境を提供
  • Visual COBOL Development HubはLinux/Unix環境のCOBOL開発環境、Windows版と連携したリモート開発環境も提供
  • Enterprise Developer - IBM メインフレームの完全エミュレーションを提供するCOBOLおよびPL/I 開発環境
  • Enterprise Analyzer - COBOL資産のリエンジニアリングツール
  • Micro Focus Net Express - Windows版のCOBOL開発環境
  • Micro Focus Server Express - UNIX/Linux版のCOBOL開発環境



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