スバルカスタマイズ工房 概要

スバルカスタマイズ工房

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/28 17:09 UTC 版)

概要

民生デイゼル工業 → 日産ディーゼル (のちのUDトラックス)を中心に、トヨタニッサンを含む大型自動車各メーカーのバス車体を架装していた。国内シェアならびに生産数がトップで、1980年昭和55年)頃にそのピークを迎えたが、自家用車保有台数の増加に伴うバス事業の縮小と、シャーシメーカーのコーチビルダー系列化で生産台数が減少して行った。

まず1997年(平成9年) - 1998年(平成10年)にかけて、富士重工での生産台数が少なく、不採算であった三菱ふそう日野自動車への架装を打ち切る。また、同じころいすゞ自動車からもシャーシ供給の打ち切りを通告されるものの、富士重工側や同社製シャーシを多く受注していた事業者(三重交通等)等の要望で継続生産されることになった。

その後、2002年(平成14年)1月に日産ディーゼルがバス車体の架装を西日本車体工業(西工、福岡県北九州市小倉北区)に集約することを決定したため[1]、同年5月に事業存続は困難と判断し、伊勢崎製作所で行なっていたバス車体架装事業を2003年(平成15年)3月で終えた。その後UDトラックスが2010年10月29日付でバスシャーシから撤退、連鎖的に西工も同月31日付で解散している(清算完了は2011年3月)。その後は同所の後身である当社、そして現在はその後身である桐生工業伊勢崎工場でアフターサービスを行っている。富士重工のバス車体架装終了から20年近く経った現在では、同社のバス車体は急速に数を減らしており、三大都市圏では姿を見なくなっている。

サンバーディアスの商品化中古車「サブロクサンバー」[2]

2004年(平成16年)にはスバル製乗用車のカスタマイズを手掛け、第一弾としてオリジナルボディーキットをまとったインプレッサレガシィ、往年の名車、スバル360をモチーフに作られたサブロクサンバーを発売した。


  1. ^ 前面方向幕部分が採光窓






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