はちゅねミクの日常 ろいぱら! 用語

はちゅねミクの日常 ろいぱら!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 03:10 UTC 版)

用語

舞台

基本的にVOCALOIDかクリプトンが店名・施設名の元となっている。

ぼ~かろいど荘
本作の主要舞台であるアパート(というよりは)。WATが大家、メィコが管理人、カィトが保守担当。通称ぼかろ荘
建物が古く、ねぎの7でシロアリの存在が発覚したり[17]、ねぎの37で雨漏りが発生したり(後述)、ねぎの38で床が腐食して抜けたり[18]している。壁が抜けるのも日常茶飯事で、カィトの首が2回も貫通したほど(ねぎの40とねぎの54。いずれもメィコがカィトを殴り飛ばした。後者は後述)。ねぎの46の時点で電話機も未だに黒電話。その激しい老朽化のため、遂にねぎの67で取り壊しが決定してしまい、ぼかろ荘の裏に建てられた全く同じ間取りの新ぼかろ荘への引越しが決まった。メィコによるとスタジオもあるらしい(ねぎの2)が、結局登場する事はないまま取り壊しとなった。
「伊達直入」から荷物が届いた事がある(WEB版ねぎの55)。
保有している車はスバル・サンバー(ねぎの9、ねぎの11 side-B)。
ぼかろ商店街
ミクたちが買い物に行く商店街。様々な店舗が軒を連ねており、レォン、クマ店長、アンも店を出している。アーケード商店街ではない。
  • ぼかろ音楽教室
アンの音楽教室。生徒はおおらかで、授業中にアンがフィギュアを買いに行くのを公認するほど(ねぎの13 side-A)。ただ、その生徒から(アンの知らない間に横にいた)ルカの存在は「アン先生のモトカノ」と認識されている(ねぎの50)。
  • くりぷと青果店
ねぎの13以降でネルが働く青果店。レォンが店長。ねぎの専門店クマの向かい。
レォンは八百屋にしたかったらしいが、ネルが説得して現在の青果店に変えさせた。変更理由について、当のネルは健康志向を理由とし、「誰もバナナ売ったらレンきゅん来てくれるからなんて思ってないんだから!!」と言うが、実際はレンのためである。
  • ねぎの専門店クマ
ねぎの13以降でハクが働くネギ専門店。クマ店長が店長だが、前述の通り事実上ハクが仕切っている。くりぷと青果店の向かい。
ネギだけでは経営が厳しいようで、期間限定でネギの配達サービスを行っていたり(ねぎの22 side-B)、七夕期間中には笹飾り用の竹を販売したり(ねぎの25)している。ねぎの36 side-Aの冒頭部分では僅かながらネギ以外の野菜も販売しているように描かれている(ニラらしきものがあった)。
クマ店長は青果店にしたかったらしいが、ハクがミクのためにクマ店長を脅して現在のネギ専門店に変えさせた。
ねぎの43で登場。一般的なプライズゲーム対戦型格闘ゲーム、「初音ミク Project DIVA Arcade」の他に「Dance Dance Revolution」「太鼓の達人」とおぼしきゲームが設置されているゲームセンター。
ミク達に付き添っていた店員は事実上ボケ担当であり、プライズゲームの景品が取れるのかという疑問から「命賭ける?」というミクの問いに「賭けます!」と即答してしまうほど(リンに「賭けんな!! 即答かい!」とツッコまれる)。
「初音ミク Project DIVA Arcade」はタイトルと設定を変えて電子世界の歌姫が世界を守るという設定の「初音キク Protect DIVA」となっている。アンはよく「Protect DIVA」でオールパーフェクトをよく出すが、声・顔・仕草がパーフェクトだとしてキクを「完全に実写」と言い切り店員に「二次元へ繋がっている扉」がどこにあるのか聞き店員を困らせた[19]
オトマニ堂
ねぎの8でミクたちが買い物をしたデパート。ここで迷子になったレンがネルの携帯電話を拾い、ネルが一目惚れした。店名の元はOtomania。
海の家ぼかろ
WATが経営する海の家。ねぎの9でクマ店長が雇われ店長として登場。
ファミレスくりぷと
ねぎの12でネルやミクがアルバイトをしていたファミリーレストラン。レォンが店長だったがミクの言葉攻めでダウン[12]、バイトのミクに乗っ取られた。
東京ビッグサイト
ねぎの41でアンが参加したコミックマーケットの会場。後述。
鳥取県米子市
ねぎの44でぼかろ荘の面々が招待された都市。後述。

アイテム

ネギ
ミクの大好物。本作の最重要アイテムであり、タイトルロゴもネギを意識したデザインとなっている。
切れてしまうと前述の通り「はつねミク」に変身してしまうため、ぼかろ荘でのストック管理やねぎの専門店クマでの在庫管理には細心の注意を払う必要がある。
ミカン
リンの大好物。リン本人は切れると「かがみねリン」に変身できると思っている(前述)が、切れる気配はない。
メィコの右手
「アイテム」ではないが、メィコの力はほぼ「凶器」といっても過言ではない。カィトを投げたり殴り飛ばしたりするのには必ず右手を使う。なお、ねぎの40では電話機の受話器を左手で壊している[20]
10tハンマー
リンがミクの頭を殴る際に使うハンマー。「10t」と書いてはあるがそれをリンが振り回す(4巻出張版「ミュージカル」)のは不可能であるため、実際の重量は10tもない。
ハクの呪い(?)
こちらも「アイテム」ではないが、ハクの怖さは決まってクマ店長を怯えさせてしまう。クマ店長が店長であるはずの「ねぎの専門店クマ」が事実上ハクに仕切られてしまっている一因といえる。

  1. ^ a b 初音ミクリリースから1年を明日に控えて - クリプトンメディアファージ事業部のブログ、2008年8月30日のエントリー。
  2. ^ 例外はねぎの42「レンの一日」、ねぎの57 - 58「かぐぁみねリンと少年」、ねぎの67「はちゅねミクとぼかろ荘」。
  3. ^ ただしねぎの1は4コマ×6、ねぎの2は4コマ×9。
  4. ^ しかも本を読んでの提案。本の表紙に「けいよん!」と書かれていることから、その元が「けいおん!」なのは明らかである。
  5. ^ メィコとカィトがいきなりその犠牲になっている。更に翌日(ねぎの2)もそのダメージは続いた。ただし、これは登場時のこの時だけで、それ以降は見られなくなった。
  6. ^ クリプトンはキャラクター・ボーカル・シリーズの製品紹介にて「ボーカルアンドロイドVOCALOID(ボーカロイド)」としている。「VOCALOID」という単語自体も「Vocal」と「~のようなもの」という意味の接尾辞「oid」で「ボーカルのようなもの」という意味となる造語。そのいずれにしてもこの魔法少女説は当初から破綻している。
  7. ^ 登場人物紹介では「なぜか関西弁」となっているが、おんたまが原因。
  8. ^ a b 例外として1巻出張版「コードネームはACT2」にてリンと連動ではあるが一度だけ早口言葉を喋った事がある。
  9. ^ カィトがルカのジュースと自分のワインを間違えた際、ハクの指摘で発覚。ハク達は紙コップの色でワインとジュースを分けていた(白:ジュース、色:ワイン)。
  10. ^ 「リンに発言をひっくり返された」というよりは、むしろ「ネルが自爆した」とした方が正しい。
  11. ^ ぼかろ荘の扇風機をミクとリンが壊し、その責任を取り2人がくりぷと青果店へ貰いに行った。ところが風量の「強」ボタンが「」になっており、それを押した結果本機が暴走、ぼかろ荘の壁が抜けた。なお、本来のダイソン・エアマルチプライアーはつまみで風量調整を行う。
  12. ^ a b 内容としては「種馬風味!」「ギャランドゥ!」等。
  13. ^ 【3日目】「ねんぷち ボーカロイド01」と「たこルカ」を全力で遊んでみたお!(ルカとたこルカ編) - ミカタンのブログ「ミカタンブログ -松戸駅から10マス進む-」、2009年8月26日のエントリー。
  14. ^ 「あなたも宇宙開発を」“初音ミク衛星”打ち上げ目指す「SOMESAT」 - ITmedia ニュース、2009年10月8日の記事。
  15. ^ 2014年現在はグッスマを退社している。
  16. ^ ありがとう、お姉ちゃん - Otomaniaのブログ、2012年2月29日のエントリー。
  17. ^ オオアリクイが満腹になるほど。
  18. ^ ミクがジャンプ→着地した拍子に抜けて、その中にミクが落ちた。原因はこの腐食だが、リンは「最近少し太ったとか」、ルカは「鉄アレイ食べたとか」と言いミクに怒られた(それだけで床が抜けたらぼかろ荘は老朽化を通り越して欠陥住宅である)。
  19. ^ 初音ミク自体のデザインはKEI、担当声優は藤田咲、「Project DIVA」でのモーションアクターは小倉唯
  20. ^ 原因はダイエット食品のセールス電話。
  21. ^ 焼いたくさやの1267Auに対して8070Au。
  22. ^ シュールストレミングを食べた - Otomaniaのブログ、2011年2月8日のエントリー。
  23. ^ レォンは「第三セクター関係」としている。ネルは「さらっと流せばいいのよ」。
  24. ^ ただし今回は「砂糖3杯」を「砂糖3倍」と聞き間違えたミクが大量の砂糖を入れ非常に甘いカレーになってしまった。その甘さに驚かなかったのはルカのみ。
  25. ^ ネルが要求したのは、GPS、WVGA以上の画面解像度、強化ガラス、QRコードリーダー、フルブラウザQWERTYキー、等。
  26. ^ 少なくとも、ミクのネギ、レンのバナナ、メィコの日本酒、カィトのアイス、ルカのガリ。リンのミカンも含まれている。
  27. ^ 連載当時、クリプトンはダンロップSKビル(8F建て)の8Fに入居していたため、WATの発言通り毎日階段を使うのには少なからず無理がある。現在の入居先である日本生命札幌ビル(23F建て)の11Fでも同様以上の無理がある。
  28. ^ 巨大「はちゅねミク」張り子、新潟から米子に!! - 米子市ホームページ、2010年10月8日掲載。
  29. ^ 「とっとりアニカルまつり2011」 - Otomaniaのブログ、2011年9月3日のエントリー。
  30. ^ スカイプ - 下田のブログ「あさぽんの小屋」、2011年9月3日のエントリー。
  31. ^ 「はちゅねへ急げ!」 NECエレ公式サイトトップページに - ITmedia ニュース、2009年11月20日の記事。
  32. ^ はちゅねミクが「ET2009」とNEC公式サイトに登場 - Otomaniaのブログ、2009年11月20日のエントリー。
  33. ^ はちゅねミクとルネサスエレクトロニクスがコラボしました - Otomaniaのブログ、2011年11月14日のエントリー。
  34. ^ 公式Twitterのイベント告知
  35. ^ 「みんなの手」を公開しました - Otomaniaのブログ、2011年3月12日のエントリー。
  36. ^ 厳密にはFlash Lite
  37. ^ EXIT TUNES / QWCE-00220 EXIT TUNES PRESENTS Vocalogemini (ボカロジェミナイ) feat. 鏡音リン・レン - EXIT TUNESの商品情報ページ。
  38. ^ ジャケットのイラストレーターは2D。






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