喪服とは? わかりやすく解説

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そう‐ふく〔サウ‐〕【喪服】

読み方:そうふく

もふく。

喪(も)に服すること。服喪。「—の制」


も‐ふく【喪服】

読み方:もふく

喪中や、葬儀法事などの際に着る黒また薄墨色衣服そうふく


喪服

読み方:モフク(mofuku)

葬式の折に喪主近親が着る衣服


喪服 【もふく】

本来は喪に服している者が着する着物の意。奈良時代には「素服」という質素な白い服を近親者着用日本の喪服の色はかつては白。死装束同色であり、遺族死者と同じ状態で葬式出した明治30年代皇室葬儀折り欧化政策影響欧米喪の色である黒が喪の色とされ、大正期以降に黒が普及した戦前弔問者はむしろ正装し、喪服を纏わなかった。弔問者までが喪服を着用するようになったのは1960年代以降黒服礼服認識され、これに白ネクタイ慶事礼服、黒ネクタイ弔事礼服という形が定着したことによる

喪服

作者北方謙三

収載図書錆びた浮標
出版社講談社
刊行年月1992.7

収載図書錆びた浮標
出版社講談社
刊行年月1995.7
シリーズ名講談社文庫


喪服

作者梅田千津

収載図書瀬戸際オンナたち
出版社熊本日日新聞社
刊行年月2005.11


喪服

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 13:30 UTC 版)

喪服(もふく)とは、葬儀法事などに参加する際に着用する礼服。藤衣や喪衣(もぎぬ、もごろも)などとも呼ぶ。


注釈

  1. ^ 喪服の白色のことを忌み言葉で「イロ」と呼び、東北など、現代でも喪服のことを「イロ」と呼ぶ地方もある[9]

出典

  1. ^ a b c d 造事務所『日本人が知らないヨーロッパ46カ国の国民性』PHP研究所、2015年、139頁
  2. ^ a b c 山縣亮介, 鷲津かの子, 石原久代「服装のディテールとフォーマル性との関係」『名古屋学芸大学メディア造形学部研究紀要』第6号、名古屋学芸大学メディア造形学部研究紀要委員会、2013年3月、111-122頁、ISSN 1883-5694NAID 1200053065282021年9月23日閲覧 
  3. ^ a b 内村理奈「モードになった花嫁衣装と喪服 : フランス19世紀後半の雑誌と作法書の比較から」『日本女子大学大学院紀要. 家政学研究科・人間生活学研究科』第25号、日本女子大学、2019年、155-164頁、ISSN 1341-3813NAID 1200066485612021年9月23日閲覧 
  4. ^ 寺西千代子 『世界に通用する公式マナー プロトコールとは何か』 文春新書
  5. ^ youtube
  6. ^ a b c 鄭幸枝『使える・話せる・中国語単語 日本語ですばやく引ける』語研、2002年、145頁
  7. ^ a b c d e 『類聚近世風俗志 : 原名守貞漫稿』喜多川守貞著、更生閣書店、昭和9
  8. ^ 3 葬具の用意 3-(3)死装束と喪服
  9. ^ a b c d 小泉和子編『昭和のキモノ』河出書房新社〈らんぷの本〉、2006年5月30日。ISBN 9784309727523 
  10. ^ 増田美子・編 2010, pp. 327–330.
  11. ^ 増田美子・編 2010, p. 382.
  12. ^ [1](外務省)
  13. ^ [2]
  14. ^ [3]
  15. ^ きものコーディネート 1995, p. 29.
  16. ^ 田中敦子・編著 2006, p. 147.
  17. ^ きものコーディネート 1995, p. 28.


「喪服」の続きの解説一覧

喪服

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/31 23:27 UTC 版)

ヴィクトリア朝の服飾」の記事における「喪服」の解説

イギリスにおいて、黒は伝統的に喪に服すことと関連付けられてきた色であったヴィクトリア朝のうちの長い間男女どちらにも(特に女性に)要求されていた習慣礼儀堅苦しいものであった。その要求故人との関係の近さによって複雑に定められていた。関係が近ければ近いほど、喪に服す期間や黒い服を着る期間は長かった。完全に全身黒い服を着るのは第一段階の喪服として知られていて、生地含め独自の服装があり、4から18か月の期間が要求されていた。引き続き喪に服す人々第二段階進み、黒の部分がより少な服装の期間へ移行し通常の喪服、半喪服へと続いた故人との関係がより離れると、これらの段階いくつかの期間は縮められたり、完全に飛ばされたりもした。半喪服は黒がラベンダー色藤色などの容認できる色にかわる移行期であり、イングランド国教会伝統聖職者キリスト苦悩を表すため、葬式の際にこのような色のストラを身に着けていることにより、このような色がよいされたと考えられる

※この「喪服」の解説は、「ヴィクトリア朝の服飾」の解説の一部です。
「喪服」を含む「ヴィクトリア朝の服飾」の記事については、「ヴィクトリア朝の服飾」の概要を参照ください。

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