三省堂 大辞林 |
葬式用語 |
喪服 【もふく】
本来は喪に服している者が着する着物の意。奈良時代には「素服」という質素な白い服を近親者は着用。日本の喪服の色はかつては白。死装束と同色であり、遺族は死者と同じ状態で葬式を出した。明治30年代に皇室の葬儀の折りに欧化政策の影響で欧米の喪の色である黒が喪の色とされ、大正期以降に黒が普及した。戦前の弔問者はむしろ正装し、喪服を纏わなかった。弔問者までが喪服を着用するようになったのは1960年代以降。黒服が礼服と認識され、これに白ネクタイが慶事の礼服、黒ネクタイが弔事の礼服という形が定着したことによる。
漢字辞典 |
出典:漢字辞典 |
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