令外官とは? わかりやすく解説

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令外官

読み方:リョウゲノカン(ryougenokan)

律令時代令制規定されていた以外の官司官職


令外官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 22:28 UTC 版)

令外官(りょうげのかん)とは、律令令制に規定のない新設の官職。令外官が管掌する官司令外官司(りょうげのかんし)と称する場合もある。




「令外官」の続きの解説一覧

令外官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 05:44 UTC 版)

別当」の記事における「令外官」の解説

律令制度の下で、令外官として設置され検非違使庁蔵人所などの責任者機関統括責任者ではあるが、所内部の実務については直接関与しなかった(例えば、検非違使別当場合検非違使庁そのもの統括する検非違使ではなく同様に蔵人所別当蔵人所統括する実務責任者蔵人頭であり蔵人としての職務は行わなかった)。対外的な責任者であるとともに天皇太政官との連絡あたった。後には一部の寮・司にも別当設置された。 代表的なもの挙げていくと、蔵人所別当通常一上多く左大臣)が任命され蔵人頭以下の補任及び天皇家家政機関的な「所」の人事関与した検非違使別当衛門督または兵衛督兼ね中納言参議任じられ、その命令である別当宣内外に対して勅に匹敵する法的効果有した太政官厨家別当少納言弁官外記・史からそれぞれ1名ずつが任じられ毎年2月から1年交替諸国から太政官納められ公田収入管理したまた、奈良時代造寺司設置され写経所造仏所などの長として別当置かれ判官主典級の官人補任された。

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令外官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 07:23 UTC 版)

官位相当制」の記事における「令外官」の解説

官・所職寮司府使太政官蔵人所修理職内匠寮諸陵寮兵庫寮斎宮寮(a)左右馬寮掃部寮斎院左右近衛府検非違使正一位従一位 正二位従二位内大臣 別当 正三位 従三位中納言 大将 正四位上中納言) 下 従四位上 頭 下 大夫 中将 別当 正五位上 五位蔵人少将 従五位上 頭 佐 下 亮 頭 長正六位上 六位蔵人 将監 下 助 従六位上 大進 助 次大尉少進 少尉 正七位上 下 大允主神(a) 将曹 従七位上 少允 允 判官正八位上 下 大属 大志 従八位上 少属 大属 少志 下 少属 大属 主典 大初位上 少属 下 少初位上特定の官司のみに属す官職については、対応関係(a)(b)…で示している。 (参考サイト官制大観

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令外官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 11:04 UTC 版)

日本の官制」の記事における「令外官」の解説

官・所職寮司府使太政官蔵人所修理職内匠寮諸陵寮兵庫寮斎宮寮(a)左右馬寮掃部寮斎院左右近衛府検非違使正一位従一位 正二位従二位内大臣 別当 正三位 従三位中納言 大将 正四位上中納言) 下 従四位上 頭 下 大夫 中将 別当 正五位上 五位蔵人少将 従五位上 頭 佐 下 亮 頭 長正六位上 六位蔵人 将監 下 助 従六位上 大進 助 次大尉少進 少尉 正七位上 下 大允主神(a) 将曹 従七位上 少允 允 判官正八位上 下 大属 大志 従八位上 少属 大属 少志 下 少属 大属 主典 大初位上 少属 下 少初位上特定の官司のみに属す官職については、対応関係(a)(b)…で示している。 (参考サイト官制大観

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