parity

実用日本語表現辞典

parity

別表記：パリティ

「parity」の意味

「parity」とは、等価性や同等性を意味する英単語である。主に数学や物理学、経済学などの分野で使用されることが多い。数学では、偶数や奇数の性質を指すことがある。物理学では、粒子の対称性を示す概念として使われる。経済学では、通貨の交換比率や購買力の同等性を表す際に用いられる。

「parity」の発音・読み方

「parity」の発音は、IPA表記では /ˈpærɪti/ であり、カタカナ表記では「パリティ」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「パリティ」と読むことが一般的である。

「parity」の定義を英語で解説

Parity refers to the state or condition of being equal or equivalent in value, power, or status. It is often used in various fields such as mathematics, physics, and economics to describe the concept of equality or equivalence in different contexts.

「parity」の類語

「parity」に類似した意味を持つ英単語としては、equality（平等）、equivalence（等価性）、balance（均衡）、symmetry（対称性）などが挙げられる。これらの単語は、状況や文脈によって使い分けられる。

「parity」に関連する用語・表現

「parity」に関連する用語や表現としては、parity bit（パリティビット）、purchasing power parity（購買力平価）、parity check（パリティチェック）、parity price（平価）などがある。これらは、それぞれ異なる分野で「parity」の概念が適用された用語である。

「parity」の例文

1. The two currencies have reached parity.（2つの通貨が同等の価値になった。） 2. The company aims to achieve gender parity in its workforce.（その企業は労働力における男女の均等を目指している。） 3. In mathematics, parity refers to the property of an integer being even or odd.（数学では、パリティは整数が偶数か奇数かという性質を指す。） 4. The purchasing power parity theory suggests that exchange rates should equalize the price of goods in different countries.（購買力平価理論は、為替レートが異なる国の商品価格を均等化すべきだと示唆している。） 5. Parity in sports refers to the equal level of competition among teams.（スポーツにおけるパリティは、チーム間の競争レベルが等しいことを意味する。） 6. The parity bit is used in computer systems to detect errors in data transmission.（パリティビットは、データ伝送のエラーを検出するためにコンピュータシステムで使用される。） 7. The government is working towards achieving income parity for all citizens.（政府は、すべての市民に対する所得の均等を実現するために取り組んでいる。） 8. Parity in education means providing equal opportunities for all students.（教育におけるパリティは、すべての学生に平等な機会を提供することを意味する。） 9. The parity check is a method used to detect errors in data storage and transmission.（パリティチェックは、データの保存および伝送におけるエラーを検出するために使用される方法である。） 10. The concept of parity is important in understanding the symmetry of physical systems.（パリティの概念は、物理システムの対称性を理解する上で重要である。）

（2023年6月20日更新）

デジタル大辞泉

パリティー【parity】

読み方：ぱりてぃー

１ 等しいこと。同等。同格。

２ 価格の平衡。平価。

３ 素粒子の内部状態の特徴を、波動関数の符号が空間反転によって変わるかどうかで示す物理量。符号が変わらないときを＋1（正・偶）、変わるときを−1（負・奇）であるという。陽子では＋1、π(パイ)中間子では−1となる。偶奇性。

４ 二進法における1の数が奇数個または偶数個ある状態。コンピューターではデータの単位に余分の1ビットを追加してこの状態を作り、誤りの検出・訂正を行う。

外国為替用語集

パリティ（Parity）

　同等、 同格の意。直先スプレッドが金利差と一致している均衡状態。転換社債の価値を、株式の時価から社債の基準に見直した理論価格。ワラント債においては株価と行使価格の差額。

人口統計学辞書

パリティ

出生は出生順位 ¹、たとえば第1子（長子）、第2子、等によっても分類される。出生順位は普通、母親のこれまでのすべての出生 ³を考慮して決められるが、時には現在の結婚における出生 ²だけを考慮する場合もある。出生順位は一般に出生（生きて生まれてきた子供）だけに基づいて決められるが、時には後期胎児死亡を含む場合もある。女性を出産順位 ⁴で分類する場合も出生の場合と同様であり、28週以上継続したすべての妊娠による出産を数えるが、その際複産は一回の分娩（603-4参照）とみなす。同様にして、妊娠順位 ⁵による分類は経験したすべての妊娠を数えて行われる。医学用語では、一度も妊娠したことのない女性は未妊婦 ⁶と呼ばれる。また初めて妊娠した女性、ならびに以前に妊娠したことのある女性に対して各々、初妊婦 ⁷と経妊婦 ⁸の語が用いられる。女性をパリティ ⁹により分類することもある。パリティは出生児の数に基づくのが普通であるが、生物学の文献では分娩の数による。一度も分娩を経験したことのない女性は未産婦 ¹⁰と呼ばれる。同様に、初めて分娩を経験した女性は初産婦 ¹¹と呼ばれ、その後の分娩においては経産婦 ¹²となる。

• 1. より高順位の出生higher order birthsというのは最後に特定された順位の出生よりも高次の、ひとまとめに括った順位の出生であり、“第5順位ならびにより高順位の出生”のように用いられる。
• 9. 一度も出産経験のない女性はパリティ0の女性zero-parity woman、1人しか出産経験のない女性はパリティ1の女性one-parity woman、等と呼ばれる。

催奇形性所見用語集

出産経歴

【英】Parity
読み方：しゅっさんけいれき

出産［分娩］回数。

ウィキペディア

パリティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/05/05 04:47 UTC 版)

パリティ (parity) とは等価性の観念または等価性を維持する機能のこと。いくつかの異なった定義がある。